モスクワに個人旅行で行く場合、移動は地下鉄(メトロ)が便利。1乗車あたり一律55ルーブルと100円以内だし、路線も番号と色で識別されているので、乗換もわかりやすい。
そんなモスクワのメトロの乗り方、チケットの買い方をここで写真とともに紹介する。
地下鉄のマークは、赤い文字でメトロの「M」。これを目印に行くと、駅に向かっていることになる。
この写真は、1号線のオホトニ・リヤド駅に入ろうとしているが、ずっと先には、2号線の チェアトラーリナヤ駅 、3号線の プローシャチ・レヴォリューツィ駅に通じている。地下で繋がっていても、線が異なると、駅名も異なる。
一応セキュリティーゲートのようなものを通るが、特に何もおこらない。
ゲートを通ると右手に見える青い機械が券売機。その手前には有人の切符売り場もある。
この青い券売機をこれから使ってみる。料金は一律なので至ってシンプル。
表示はロシア語で書かれていてさっぱりわからないが、右上に「EN」と書かれたボタンをタップすると、英語表記に切り替わる。
この「UNIFIED TICKET」と表示されたら、乗車券が「1 PASS」(1回分)か、「2 PASSES」(2回分)か、「RECHARGE CARD TROIKA」(プリペイドカードにチャージをする)か選べる。
ここでは2回分の乗車券を買うことにしたので「2 PASSES」を選んでいる。2回分のチケットで110ルーブルだ。「DEPOSIT MONEY」(入金する)の画面となっている。クレジットカードも使えるが、ここでは現金で購入する。
現金を入れるところは、右上で、お札は一番右上のクレジットカードの端末の上にある。この写真では100ルーブル投入している。
そして残りの10ルーブルを硬貨で投入する。お札を入れる投入口のすぐ左隣がコイン投入口。
「Please wait, ticket preparing in progress...」(お待ちください。只今チケット準備中)と表示されるので、しばし待つ。
すると画面が変わり、レシートと、乗車券が出てくる。画面には「No Change」(おつりはなし)、そして乗車券の回数「2 PASSES」(2回分)と書かれている。
画面下の受け取り口から赤いカード状の乗車券とレシートを取る。
こちらが乗車券。この乗車券は回収されるのではなく、改札のセンサーに「ピタっ」と当てるタイプ。2回分のチケットを購入した場合は、また使えるので無くさないように。
では、あの改札をぬけよう。
黄色い丸に、赤でMと書かれたところがセンサー。ここに赤い乗車券をあてる。
ピタッと・・・あ、これは大きい荷物の人用の改札だった・・・。
でも大丈夫みたい。ゲートが開いた。
そしてエスカレーターを降りたら、すぐにホームが見える。
無事車内へ!
アナウンスはロシア語と、英語も入り、ゆっくりと発音しているのでわかりやすい。もうここまで来たら安心!良い旅行を!