8月9日、英国中欧一人旅7日目は、仕事仲間で友人のリアムさんに案内してもらってマンチェスター観光。マンチェスターのゲイビレッジを歩き、サルフォード地区、メディアシティー、マンチェスター大学、そしてミッドランドホテルで夜のアフタヌーンティーを頂く。
ダブルツリー バイ ヒルトン マンチェスター ピカデリーでの朝食。種類が豊富なので、色々食べたくなって朝から食べすぎて動けなくなりそう。
基本はイングリッシュブレックファーストで、パンやフルーツの種類も豊富。左手の黒い丸い物体は、ブラックプディングという血入りのソーセージ。独特のクセがあるので苦手な人もいるかもだが慣れてくると旨い。
別腹用のフルーツと甘いパン。
昼過ぎ、友人のリアムが迎えに来てくれて、マンチェスターの街を案内してくれた。ホテルのすぐそばにキャナルストリートという運画像の道があり、そのあたり一帯はゲイビレッジという地区で、LGBTが集まる場所となっている。
そしてすぐそばには中華街。
さっき朝ごはんで1日分のカロリーを補充してしまったのだが、ここで休憩。さらに追い打ちをかけるように甘いチョコレートケーキ。
マンチェスター市庁舎が見えてきた。
こちらが反対側。1877年に完成したビクトリア朝のネオゴシック様式のゴージャスな建物。
時計台の高さは85m。イギリス重要建造物1級に指定されている。
バスの広告がデンゼル・ワシントンの映画の広告で思わず写真。うちのオカンがデンゼルの大ファンなので写真を送ったらマジ喜んでた。
昔ながらの郵便ポスト。
GoProを撮りながら歩いていたら、手を振って笑顔で写る兄ちゃん。
サルフォード・セントラル・ステーションのなんだか豪華な高架をくぐる。
聖フィリップ教会は1824年に完成。 イギリス重要建造物2級 。
そしてサルフォード大学へ。
サルフォード大学構内にはサルフォード美術館とアートギャラリーがあり、無料で見学することができる。
この中にはラークヒルプレイスという展示があり、ビクトリア時代、1800年代の産業革命の街の様子が再現されている。
職人の家。椅子に掛かっているタスキには「女性に参政権を」と書かれている。
パブの様子。「13歳以下の子供にはお酒を提供しません」とある。当時の14歳から就業可能であったため、14歳は酒を飲んでOKだったそうな。
ドイツ製のおもちゃの代わりに英国製のおもちゃに切り替えつつあるおもちゃ屋さんの商品の一つ。
用事の印刷機を再現した印刷屋さん。
サルフォード大学からタクシーでMediaCityUKへ。ここはイギリスの放送局、BBCとITVのスタジオなどが集まったヨーロッパ最大のメディア複合施設。
イギリスのBBCは国営放送で、BBCの放送を見る場合は毎月ライセンスフィーと呼ばれる受信料を支払ねばならない。2019年で月々約13ドルほど。チャンネル数も内容も違うからNHKとは比べられないが。。。
国営放送ってことで、私自身BBCワールドサービスの取材で著名人の方にインタビューすることがあるのだが、インタビューさせてもらう方々が出版した本の紹介などはカットされてしまうのが辛いところ。
引き続きメディアシティUKの近くにあるThe Lowryという施設へ。
ここにはマンチェスターに暮らし活動した、LS Lowryことローレンス・スティーヴン・ラウリーのギャラリーがある。
工場からの煙でどんよりとした空と忙しそうに行きかう人々。 北西イングランドの工業地帯の日常の風景を描いた作品を多く描いている。
リアムは引き続き、マンチェスター大学に連れていってくれた。
こちらも芸術的な美しい建物が並んでいる。
マンチェスターに来てから、通りで蜂のオブジェをいくつも見ている。元々働きバチは、産業時代に労働に勤しんだマンチェスター市民の象徴であったのだが、この新しい蜂のオブジェは、2017年5月にマンチェスター・アリーナでおきた自爆テロ事件を通じ、市民の団結と不屈の精神を現した象徴となった。
最後に、マンチェスターの代表的ホテル、ミッドランドホテルのアフタヌーンティーへ。
実際アフタヌーンティーは、夜の部もあり、夕食としていただくことができる。最初はシャンパンのサービスがあり、そしてこの素敵すぎるサンドイッチとケーキの数々。
ローストビーフのオープンサンド。
スコーンもうますぎ。。。
リアムさん、今日は色々連れていってくれたので疲れてしまった様子。あまり身体が丈夫ではないのに無理をしてしまったのでは・・・と申し訳なく思う。アフタヌーンティーは早めに切り上げて、リアムは家に帰り、私は部屋に戻る。
そして部屋から外の景色を見ながら、マンチェスターの地ビールを独り味わう。
明日はマンチェスター、イギリス最終日、飛行機でチェコへと向かう。ほなまた明日ね!