ロシアビザ、サンクトペテルブルク入国電子ビザ無料発行!だが条件有

ロシアに観光旅行に行く場合、必ず必要になるのがロシアビザ。 ウラジオストクを含む沿海地方に行く場合は、e-VISA(電子ビザ)で簡単に取得できるが、モスクワなどに観光に行く場合は現状、 東京、札幌、大阪または新潟の大使館か領事館に通常のビザを取りにいかねばならない。

しかし!ここで朗報!JETROの10月4日付の記事によると、2019年10月1日より、日本を含む、53か国を対象に、サンクトペテルブルクの一部の審査ポイントから入国しサンクトペテルブルク市とレニングラード州のみ訪問する渡航者に限り、e-visaが無料で取得できるようになった!!!

ロシア外務省のe-visa専用サイト

と、大喜びのところだが、ジェトロの記事によると、今のところ電子ビザが利用できる国境は、以下の通りで、鉄道の国境審査は対象外。道路、航路、歩き、空路もあるが、今のところ空港はプルコボ空港しか利用できない。

ロシア外務省のウェブサイトより

さらに、この電子ビザを利用する場合には、まだまだ条件が・・・

・サンクトペテルブルク市とレニングラード州以外を訪問することはできない。
・同じ審査ポイントからの入出国のみ、なので違う空港から出国できない。
・滞在期間は入国日を含め、8日間以内。
・入国の20日前から4日前までに申請。

と、なんとも厳しい。サンクトペテルブルクだけで、モスクワに行けないなんて、クリープを入れないコーヒー、ロシア的に言うならば、具の入ってないピロシキやないか。。。


結局しっかりロシア旅行をしようと思うならば、リアルロシアビザが必要になってくる。

となると、ロシアの観光ビザ取得に関して、自力で大使館か領事館まで出向いて取りにいくか、代行業者に頼むか、悩むところである。

このサイト、インディペンデント魂を運営している よしおちゃんは「できることは何でも自分でやろう!」「安く長く旅をしよう!」という信念。なのでビザを取得するなら、できるだけ安く済ませたいと思うところ。

大使館か領事館で取るなら、11営業日以上前に手続きをする場合、書類が用意できて、日数に余裕があれば無料なのだ。

観光ビザ取得には書類を揃えねばならん。その中に、「旅行手配をするロシアの組織による旅行者受入の確認及びロシア連邦旅行業者官報に記載されている同組織の情報」何言うてんのかわからん資料がある。これはバウチャーとも言われるもので、観光の場合なら宿泊先のホテルなどで「この人受け入れまっせ!」と証明できる書類を用意してもらわねばならないのだ。

旅行会社のツアーに参加していれば、何もしなくても発行してもらえるのだが、個人旅行の場合、ホテルに頼んで発行してもらうことになる。しかしまだ宿泊先が決まってなかったり、Airbnbや、個人経営のアパートメントに滞在する場合、バウチャーを発行してもらえるとは限らない。

なので手っ取り早くは業者に頼んで有料でバウチャーを発行してもらうことになる。

例えば、ロシアビザーズでは、シングルビザで1200円で発行してもらえる。

さらに資料をそろえたら大使館、領事館まで申請しに行って、ビザができあがったら再度受取りに行かねばならん。

この2回足を運ぶ手間と時間を時給に換算し、往復の交通費も含めると、どう考えても代行業者に頼んだ方が良い。

代行は、ロシアビザセンターで行っていて、有料で郵送もしてくれるそうだ。ここが公式のビザセンターだそうでロシア大使館の領事部からのお知らせでリンクが貼られているのであやしくはないぞ。

私は他のロシアビザセンターという全く同じ名称だが違う代行業者に依頼した。2018年12月に申し込んだ時はバウチャーも含めて7500円だったので、これはおすすめできる!と思ったのだが、今は料金が上がって13000円からになっているんだわ。

なのでバウチャーと申請代行は別の業者になるが、ロシアビザーズでバウチャーを取って、公式のロシアビザセンターに代行を頼むのが今のところおすすめ。