子供の頃から朝が苦手。体育のマラソンは必ずずる休みしていた。
「走ったらしんどいやん。金にもならんのに何の意味があるねん」 と豪語していた。
そんな私が今や毎日朝5時に起きて、6 km のジョギングを続けている。一体何が起こったのだろう。
30代半ばまで朝が苦手で、とにかく起きられなかった
朝が起きられないの理由は、低血圧が原因だと思い込んでいた。
実際、今も血圧はかなり低いのだが、今普通に5時に起きることができていることを考えると、低血圧は原因ではない。
30代半ばまで、あまりにも頻繁に風邪を引いたりインフルエンザにかかったりしていたので、やたらめったらサプリメントに手を出したものの効果はなかった。
結局体力をつけねばいけないのか、と早朝ウォーキングを始めるようになった。
その後だんだん体力がつき始め、ウォーキングでは物足りなくなり、次第にゆるくジョギングへ。
精神的に前向き、ポジティブになってきたのはその頃からだ。
一人旅というモチベーションがあったから
その後は「一人旅のために体力をつけよう!」というのがモチベーションとなり、ジョギングを続けてきた。
仕事があまりに忙しく、ストレスが半端ない時期があり、休んでいた時期もあったが、それでも毎日ではなくても、とにかく続けてきた。
ジョギングコースの折り返し地点は明治天皇陵で、230段の大階段を登るのだが、この1段1段を「旅を続けるため!」と思いながら登っていく。
息を切らして登り切ったあとの爽快感がたまらない。
疲労感がなくなった理由
そしてここ最近といえば、今年の6月半ばからは、旅行に行った数日を除き、雨の日も台風の日も、徹夜の後も、毎日休まず6 km走っている。(さすがに徹夜の後はキツかったが・・・。)
以前は走った後、疲れてぐったりしていたのだが、この数か月、不思議なことに走った後の疲労感が感じられなくなった。
汗びっしょりで帰宅後、シャワーを浴びた後は、 疲れるどころか、 頭が冴えまくって、集中して仕事に取りかかることができるようになった。
これまでと変わったことといえば、ハイドレーションシステム用のドリンキングチューブを買ったのでこまめに水分を補給できるようになったこと、またその水の中に塩を入れるようになったこと・・・ぐらいか。今まで疲れていたのは水分を取らなかったからなのか、それとも塩分が足りなかったからのか。。。
ウォーキングを少しずつでもはじめなければもったいない
いずれにしてもウォーキングやジョギングなど、有酸素運動が身体に良いという事実は、もう知らない人はいないだろう。
なんとなく体の調子が悪い、気持ちが優れない、やる気が起こらない・・・など、愚痴や不平ばかり言っている人がいる。
「とにかく歩いてみれば?」と伝えても、そういう人は、
「でも〇〇だから無理」と、やらないための言い訳を探してばかりでコンフォートゾーンから離れようとしない。
そういう人には何を言っても無駄なんだろうなと思うが、毎日生き生きと一秒一秒を大切にして力強く生きることができるのに、もったいないな・・・と思ってしまう。
もし少しでも体を動かそうと思うのであれば、とにかく少しでいいから「外に出て歩いてみよう」と思ってほしい。
「面倒だから出かけたくない」から「やめたくないから出かけたい」に
そして体や心に変化を感じたら、「今の状態を絶対保っていきたい!」という気持ちが出てくるので、やめたくなくなる。
そしてストイックであることが楽しくなってくる時には、もう自分がやっていることは習慣化されていて、ストイックであるとは感じなくなっているのだ。
変わりたいという意識があるなら絶対変われる!今ある時間を少しでも体を動かすことに費やして、未来の自分に投資しよう。