人生100年時代、この寿命を悔いのないよう全うするために、誰もが日々健康に過ごしたいと思うの当然のこと。
以前にブログ、パレオな男の記事で「自分は若いと思うだけで病院の世話になる確率が25%も下がるかも」という記事を読んだ。
2年以上前の記事なのだが、とてもポジティブな内容だったので、今もよく印象に残っている。
若いと思い込むだけで、実際に健康になれるというのは、とてもよく理解できる。
日本人慣れしている人なら日本人の大体の年齢というのは分かるのだが、平たい顔をした日本人は、東アジア圏ではない海外に行くと、とんでもない年齢に推測される。
飲みに行って、テーブルが空いてなくて相席させてくれた女性に「いくつなの」と聞かれた時に、正直に年齢を答えると相手が固まってしまい、謝られたこともあった。
何で謝られるのか分からないんだが・・・。
国の文化によっては若く見られるのはバカにされていることだという考え方もあるらしいのだが、日本人にとって嬉しい以外の何でもないのだ。
48歳の中年に、息子ぐらいの年齢の人が声をかけてきたりするわけだ。年齢を聞いたらトラウマになるのかなと思ったりする。
スーパーでお酒を買うと、レジで身分証明となるパスポートの提示を求められ、見せると店員さんが固まる。
ほぼ同い年のおっさんに「娘みたいだ」と言われほっぺたをつままれる。
しかし中身はジュクジュクの中年である。
そんなこともあり海外に行くと年齢不詳になるので、これはこれで面白い。 年相応の振る舞いをする必要もないし、アホなことをやっても自然に受け入れてもらえるのが心地が良い。
なので海外にいると、自分は若いと思い込むことができるのだ。
私が一番体調が悪かったのは大学時代20歳の前後と、30歳前後の頃だった。どちらも何かしらのストレスがあって、何かしらの転機でもあった。
大学時代は毎月のように原因不明の高熱を出していた。当時付き合っていた相手によるストレスが原因だった。というのも大学を卒業して、この人と別れてからこの原因不明の高熱は一切ピタッと止まったからだ。
30歳の頃は、バセドー氏病になった。離婚問題で悩む時期があり、これもまた人によるストレスだった。自分の将来や年齢への不安というものもあった。
バセドー氏病になった時は、一気に10 kg ぐらい体重が痩せ、その後は投薬治療で症状は治まったものの、鏡を見るとなんだか老けたなぁと自分で感じるようになった。
その後あらゆるサプリメントを試したり、美容法や化粧品を試したりしていたのだが、結局のところ何が一番良かったかと言うと、毎日の運動と、楽しみのために生きることだった。
30代の半ばぐらいからウォーキングを始めた。その後ウォーキングでは物足りなくなって、軽いジョギングになったんだが、朝5時に起きて往復6kmぐらいの距離を走っている。
これも目的がなければやる気が起こらないんだが、「一人旅にいく」という目的があるので頑張ることができる。
一人で旅をするということは何かがあっても自分で解決せねばならない。重たい荷物も全て自分で持たねばならないし、絶景を見るためには山も登らねばならない。
何より体力が必要なのだ。
ジョギング中の難関が、230段の階段(階段は走られへんけど)。これが自分のエネルギーの指標となっている。
当初はこの階段を登りきるのがかなり苦しかったのだが、この一段一段が自分の最大の楽しみである「旅」につながると考えると、だんだん楽しく思えてくる。
今が一番体が軽くて健康だと思えるのはこのおかげだと思う。
一人旅に出るといろんな相乗効果で若返るのは間違いない。
アンチエイジングのために、今すぐひとり旅に出かけよう!