国内旅行、海外旅行いずれも必ずスーツケースに入れておくツールの一つが、ビクトリノックスのマルチツール。
このVictorinoxのマルチツールとは、旅行やアウトドアで便利なスイス製のアーミーナイフ。切れ味、コンパクトさ、堅牢性が優れていて、とりあえずこれ持っとけ系の安心感がある。
うっかり手荷物に入れて没収
私の場合、今使っているビクトリノックスは2代目。
一代目は頂きものだったのだが、アイルランドからフランスに行くときにうっかり手荷物に入れたまま空港の出国検査に入ってしまい、容赦なく没収されてしまった。
あまりにも日常的に使っていたので、何も考えずにカバンに入れていたのだ。。。ほんまアホやわ。
涙の買い直しで路頭に迷う
あまりに便利なので、また新しく買い直さねばならなくなった。
しかしこのマルチツール、調べてみると、物凄い種類と機能があって、結局どれを選んだら良いのか路頭に迷ってしまった。
そこで二代目を買うにあたって、たくさんの種類の中から、旅行に一番最適なツールが備わったマルチツールを選び直したのでご参考に。
旅行で必要なマルチツールの機能
まず旅行の際に必要となる機能は、
- ナイフ
地元の果物を食べるときに皮をむいたり、ちょっとした調理にも。 - ハサミ
メモや、お菓子の袋を切ったり、ヒモを切ったり色々チョキチョキ。 - 栓抜き
ビール好きならマストだ!
宿には意外と栓抜きがないのだ。
この栓抜きにどれほど助けられたか・・・。
珍しい地ビールはボトルに入っていることが多い。
栓抜きは国内、海外ともに、実は旅行の時ほど使う機会が多い。 - 缶切り
自炊の際、たまに必要な場合がある。
トマトの缶詰を買ったらプルトップではなかった!というショックは防げる。 - ワインオープナー
旅行中に私がスーパーで買うような安モンのワインは、ほとんどスクリューキャップなんだけどもね。
いずれにしろ、一番大切なのは「ナイフ」「はさみ」「栓抜き」だ。
この三つが含まれていて、一番シンプルな機能のマルチナイフはというと、
マルチナイフ「トラベラー」か「コンパクト」になる。
実は以前に使っていて没収されたのが「トラベラー」だった。
マルチナイフ「トラベラー」か「コンパクト」
「コンパクト」と「トラベラー」に備わっているのツールの違いを比較してみる。
コンパクト (1.3405) | トラベラー (1.3703) |
ラージブレード はさみ せん抜き カン切り マイナスドライバー 5mm ワイヤーストリッパー つめやすり つまようじ ピンセット 加圧ボールペン ピン キーリング マイナスドライバー(小) コルクせん抜き マルチフック | ラージブレード スモールブレード カン切り マイナスドライバー 3mm せん抜き マイナスドライバー 6mm ワイヤーストリッパー リーマー(穴あけ)、千枚通し コルクせん抜き はさみ マルチフック つまようじ ピンセット キーリング |
「トラベラー」に備わっていて「コンパクト」にないツールは
・「スモールブレード」という2枚目の小さめのナイフ、
・「リーマー(穴あけ)、千枚通し」
この二つの機能、以前は全く使っていなかった。
ナイフは「ラージブレード」が1枚あれば十分だった。
そして「コンパクト」にあって「トラベラー」にないものは
・「加圧ボールペン」
・「つめやすり」
・「ピン」
正直この3点もいらんやろ。
また加圧ボールペン、これがボールペンだとは気付かなかった 。
写真に写っている、一番下のステンレスの棒がボールペン。
なんじゃこりゃ?と思って気付いていなかったが、実はこれがボールペンだったとは。
ボールペンをなくしてしまった時に使うことがあるかもしれん。
あと、共通している「フック」これも使い道がわからん。
フックのよこに、実は爪やすりが備わっている。
しかしこのフックが固くてこれを出すのに爪がボロボロになりそうというのは内緒な。
どちらにしても、使わなそうな機能が、男のマロン。
いつか使う日が来るさ。
なのでツール面ではさほど変わらない。
そうなると大きさと重量が重要になってくる。
ここで重さとサイズを比較する
長さ | 重量 | |
トラベラー | 18mm | 82g |
コンパクト | 15.5mm | 64g |
重量、サイズ、機能的にマルチツール「コンパクト」一択!
なので一択!
マルチツール「コンパクト」決定だ。
18 mm と15.5 mmで、 2.5cm ほど長さが短くなり、
重量は18グラム軽くなるのが「コンパクト」
ほんの少しの差のように思えるが、鞄の中に忍ばせておくこと(悪いことに使うんちゃうえ!)を考えると小さいに越したことはない。
小さいからといって使いにくいと思ったこともない。
旅行には、やっぱりコンパクトが一番おすすめ!