海外旅行と日帰り温泉におすすめの速乾性タオル

旅行や温泉にバスタオルを持っていくと、かさばるし結構重い。

乾かしやすいハンドタオルを数枚持って行くという手もあるが、それでも結構かさばる。

さらに、私のように髪が長い場合、吸水力のあるタオルが必要だ。

旅行中、宿泊先にはタオルが用意されていることが多いと思うが、それでも持参したタオルが必要になることがある。

例えば、温泉やスパに行くことになったり、プールや川や湖や海で泳ぐこともあるかと思う。

しかし特に長期に渡る海外旅行の場合、使用後の濡れたタオルをスーツケースに入れて移動するのは気持ち悪い。

なので乾きやすくてかさばらないタオルがあればベストである。

2年前、2017年に南米に旅行に行った際、ボリビアからウユニ塩湖と砂漠を抜けてチリへのアタカマまで行くツアーがあったので、それで観光しながら移動した。

ボリビア南側の砂漠の標高5000メートルあたりの地帯には間欠泉や温泉がある。
温泉に入ることができると知っていたので、バスタオルと水着を持って行っていた。

ソル・デ・マニャーナ間欠泉  Geiser Sol de la Manana

ボリビアの砂漠の中にある循環消毒なしの天然温泉露天風呂なんて、温泉好きとしては涙モンや!

なもんで、楽しみにしていたのだが、いざ温泉に入ろうとしたとき、スーツケースの中にタオルを入れたまま忘れてしまっていた。

ドライバーに「今日は温泉によるから水着とタオルを手元に手元のカバンに用意しといてね」って言われていたのに。

スーツケースは4WDの車の天井にロープで縛り付けてあったので取り出すのは大変だ。

こうなりゃ風で自然乾燥じゃ!と思ったが、標高が高いから、めっちゃ寒いねん。

「しもたぁ!タオル忘れてしもうた!」と叫んでいたら、同じツアーに参加していたイギリス人のケリーという女性が、

「私は温泉に入らないから、私の使ったらいいよ」なんと親切なケリーさん。

絶景の砂漠の中の露天風呂、しかも私が大好きな「ぬる湯」ときたもんだ。

おかげで最高に気持ちよい温泉を満喫することができた。

ケリーさんが手渡してくれたタオルは、タオル地ではないスウェードのような、薄い素材だった。

私はこういったタオルを使ったことがなかったのでびっくりしたんだが、柔らかくって肌触りがよくて、すごく薄いのに吸収力がある。

「このタイプのタオルは初めて使ったよ」とケリーさんに言うと、

「旅行してる人は、みんなよくこのタイプ使ってるよ」とのこと。

温泉に入った後、みんなタオルをどこかに広げて干していたんだが、確かに同じようなタイプのタオルを使ってる人が多かった。

・・・あのタオルは一体なんていう名前なんだろう。
日本に帰ってから調べてみた。

私は以前にマイクロファイバーのタオルを使ったことがある。

それは普通のタオルのようにパイル地で、普通のタオルより分厚いのに、吸水力は良いとは思えなかった。

ぞうきんにしようと思うにも、とにかく使いにくいので結局捨ててしまった。

私がボリビアで貸してもらったタオルは、スウェードみたいな柔らかい素材で、かなり薄いもので、これとは全く違う。

Amazon 調べていたら、中華製だと思われる速乾タオルがそのタイプと同じとわかった。

同じようなトラベル用やスポーツタオルと言われるもので、セームタオルというのがある。

セームは旅行先で洗濯をして、タオルドライをする場合にはかなり便利なのだが、顔や体を拭くには不便。

なぜかと言うとセームのタオルは、いったん水に濡らして、ぎゅっと絞ってからじゃないと固くて使い物にならない。

そしてこういったタイプではない、マイクロファイバーのタオルは、使う前に濡らす必要もないし、柔らかくてゴワゴワしない。

私が使っているのは少し小さめのMサイズで、120×60cm。

身長159 CM の私の場合は上半身に巻きつけて使用ですることができる。

もっと背の高い人なら体に巻きつけるとお尻が出るかもしれん。

ロングヘアーでも十分に拭き取れし、そしてすぐに乾いてくれる。

重さは160グラム。

鞄の中にスポッと入れられていつでも気軽に立ち寄り温泉に行くことができるから、日本でも普通のバスタオルを持参することは一切なくなった。

しかも1枚なら980円でめちゃくちゃ安いし、これで十分、おすすめ。

ちなみに外袋も付いているのだが要らんと思う。

ジップロック イージージッパーMサイズ(177mm×203mm)に入れる方が小さくまとまるので、私はジップロックを使っている。

これでいつでもどこでも温泉・スパ・プール・海・湖でも、なんでもどんとこい!