海外旅行にはどの服を持っていくべき?【気温と服の目安】

海外旅行の持ち物準備で、悩んで一番 時間がかかってしまうのは、服の準備。

持っていく服を減らすには、骨格診断やパーソナルカラー診断を受けることで、着回しできるコーディネートが見えてくるので準備がはかどります。

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パーソナルカラー・スプリング、骨格診断ストレート

しかし更に悩むのが、旅先の気温と持っていくべき服の見極めです。

日本と同じような気温であればわかりやすいのですが、南半球で季節が真逆であったり、緯度や標高、海に面しているなど、地域や環境によって気温は様々。

また思い込みで「アフリカは暑い!」と思って、南アフリカに行ってみたら、ごっつ~寒かったり。

6月30日、冬の南アフリカ ケープタウン

どんな国に行っても、その場所の気温に対応できるように、持っていく服をうまく調整できるよう厳選していかねばなりません。

私の場合、まずは現地の気温をAccuWeatherという世界の天気サイト でチェックします。

検索ボックスに、自分が行く 地区と国とを入力し、それから「月」をクリックすると、気温と天気の長期予想が出てきます。

例えば、イスラエルのナザレに10月に行くとしましょう。
月をクリックすると、カレンダー式に予想気温が出てきますので、実際に行こうとしている日程の最低・最高温度をメモっておきます。

10月1日から5日まで、ナザレに滞在するとしたら、最高気温32度、最低15 度。

気温と衣類の目安について、 普段私は以下を目安にしています。

  • 25℃~ 半袖
  • 20℃~25℃ 長袖シャツ
  • 16℃~20℃ 薄手のカーディガン
  • 12℃~16℃ 薄手のセーター
  • 8℃~12℃ 薄手のコート
  • 5℃~8℃ 厚手のコート
  • 5℃未満 ダウンジャケット、マフラー、手袋

これを見ると、昼のことを考えて、まず半袖か涼しいトップスが必要。
そして最低気温が15度なので、早朝や夜に出歩くことを想定し、何か羽織るものが必要であるということが分かります。

これを私の旅用の衣類に当てはめるとしたらこうなります。

  • 12℃ ~ 半袖Tシャツ+スコーロンジャケット
  • 8℃~12℃ ウインドシェル (ダウンベストで調整)
  • 5℃~10℃ 中綿ジャケット
  • 5℃ 未満 ダウンのコート、マフラー、手袋
     (更に寒い時はコートの中に中綿ジャケット)

最高気温32度なので、日中は半袖シャツで、UV対策と防虫の為、Foxfireのスコーロンジャケット。

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虫除け衣類スコーロン素材

そして、最低15 度なので、肌寒い時用に、薄いウインドシェルで調整します。

ウィンドシェルは、パタゴニアの「フーディーニジャケット」

パタゴニア フーディーニジャケット 92g

中綿ジャケットは、あまりにも好き過ぎて秋から春まで朝から晩までずっと脱ぎたくなくなるパタゴニアの「ナノエアフーディー」

この二つは軽さと着心地が最高です。

そしてもっと寒くなる時は、この上にAIGLEのゴアテックスのダウンコートを着れば、マイナス20℃まで耐えられました。

1月21日フィンランド タンペレ マイナス20℃

このようにAccuWeatherと、気温と服の目安を照らし合わせると、旅の衣類の準備がはかどります。

また航空会社にによって、飛行機の機内がかなり寒くなることがあります。
夏でも冬でも一年中、長距離の飛行機に乗るときは、羽織れるものを必ず持込み、また足も冷やさないように靴下も準備していきます。

機内は空気が乾燥しているので、寒いと、簡単に体が弱ってしまい、到着してから風邪をひいてしまったり、帰国してから風邪を引いて寝込んでしまったりすることもあります。
寒さで風邪を引いて、後の旅行が楽しめなくなってしまうといけないので。

乗ってみたい・・・アラスカ航空

私も一人旅を始めた頃は、この機内の寒さを知らず、寒さを我慢し続けたため、帰国後何度も風邪をひいていました。

この機内の温度の調整で便利なのは、 パタゴニアのフーディーニジャケットのような、アウトドア系ブランドの軽くて薄いウィンドシェルジャケット。
そしてそれでも寒いときは、ユニクロのウルトラライトダウンベストを持っていき、中に着込むと本当にあったかい。

ユニクロ ウルトラライトダウンベスト111g

いずれもかさばらないし、何しろ軽い。
機内の寒さ対策はこれで完璧です。

パタゴニアのフーディニジャケットは、普段の街歩きで重宝します。
寒いなと思った時にいつでも着られるように、ショルダーバッグの中に仕込ませておけるので、かなり活用しています。

トップの写真は、夏の雨の日のマンチェスター。
イギリスでもロンドンは暑いのに、少し北部に行くと急に温度が変わります。

せっかく高いお金を払って、はるばる遠くまで旅に出るのだから、旅の間は100%元気で、そして帰ってからも次の旅費を貯めるため、お仕事をバリバリできるよう元気で過ごしたいですよね!

旅に出る前は仕事などが忙しく、出発前日はあまりの忙しさに寝ずに旅に出かける人もいるかと思います。
睡眠時間が足りないと、体調崩しやすくなります。
とくにはコロコロと変わっていく気温の変化が風邪をひいたり体調をわるくする引き金となってしまうので、うまく衣類を調整しましょう!