1月23日、真冬のロシア一人旅15日目、今日が最終日。フライトは夕方なので買い物のラストチャンス。心残りがないよう、スーツケースとボストンバッグのスキマを埋めるべくヘルシンキ中央駅周辺で買い物をしてから帰国する。
3泊したAirbnbのアパートの部屋のオーナーは、時間の融通をきいてくれてホンマ親切。チェックアウトの時間を過ぎたあとでも、スーツケースを置いていてもいいよと言ってくれた。オーナーは仕事に出かけてるから、鍵は部屋に置いておいたらOKとのこと。買い物から帰ったら、アパートで荷造りできるしありがたい。
宿で朝食をいただき、最後の悪あがき的買い物へ出発。外の気温はゼロ度。今日は暑いぞ!
10年前にフィンランドで買ったロックグラスをつい最近割ってしまったので、同じものが売っていたら・・・という淡い期待を抱き、老舗のストックマン・ヘルシンキ百貨店へ。
そのグラスはイッタラのGaissaというシリーズのロックグラスで、日本では今手に入らない。廃番になっているのかも・・・と思ったのだが、見つかった!
特に食器の場合、セットの一部が割れてしまった場合を考えると、ずっと同じデザインの製品が売り続けられているってのはありがたいよなあ。。。
ストックマン・ヘルシンキ百貨店を利用する場合、免税だけでなく、10%の割引券をもらえる。8階に上がって「STOCKMANN.COM-ピックアップポイント」ってところに行けばもらえる。対象にならないものなど詳しくは、このリンクを参照。
イッタラの食器は、スーパーでも販売されているシリーズもあるので、場合によったら、そちらの方が安いかもしれん。しかし定価の商品ならストックマンで買うべし。
次に行ったのは、宿から近いカンピセンター内のK-supermarketへ。こちらではFazerのチョコレートを爆買い。
そしてもう一つ、買って帰りたかったのが「バレリーナ」っちゅう ビスケット。
バレリーナは、クリームを挟んだビスケットに甘酸っぱいラズベリージャムを乗せたお菓子なのだが、10年前に食べて、やたら気に入ってしまった。しかしその後、他ではどこにも見つからなかったのだ。IKEAで似たようなのが売っていたのだが、そちらはラズベリージャムじゃなくて、チョコクリームなのだ。。。この甘酸っぱいラズベリーが美味しいのに。
そして最終日に買うべきものは、シナモンロール!こんな感じで無造作に袋に入って5つで5.95ユーロ。日本のシナモンロールより断然旨い。
シナモンロール、大量買いして冷凍しておくのも有りだな。どんだけシナモンロール好きやねん。
とりあえずこれで心残りはない。宿に戻って荷物を詰めて、空港に向かう。
雪道の中、引っ越しかい!と思う程の荷物を持って、中央駅まで歩くのはさすがキツイ。カンピ駅からヘルシンキ中央駅まで、たった一駅なのだがメトロで行き、ヘルシンキ中央駅からはVRで空港へ。
ヘルシンキはすべてアプリでチケットを購入できるので、めちゃくちゃ楽だ。日本もそうなればいいのにね。
空港につき、VAT免税の還付手続きと、搭乗手続き終え、向かうは、プライオリティパスを使ってタダ飯ラウンジだ!Almost@homeというラウンジへ。
こちらのラウンジ、食事内容がかなり充実している。ビールはフィンランドのラピンクルタのドラフトビールだし、なんというてもスパークリングワイン、カヴァがあるのだ!!!
デザートにはFazerのチョコもあるし。。。今日のフライトは定刻じゃなくて遅延してもええんやで。。。
時間が来た。搭乗ゲートへ。旅の最後に毎回、空港ゲートでこの「Osaka」と書かれたスクリーンを見る度、しょんぼりしてしまう。
すごい雪だねえ。ラウンジ戻るから無理して飛ばんでええんやで。
除雪作業のため、ちょっと遅れますって。。。先言わんかい!
もう一杯飲めたやん・・・と思ったが、結局すぐ飛んだ。さようならヴァンター空港のラウンジ。
機内食は、そば!パン!カレー!今日も炭水化物フェアーだ!でもビールがおいしいから許しちゃう。
このフィンランドのカルフってビール、程よいコクがあるダークなラガー。エコノミー民が機内で飲めるビールとして秀逸だ。また飲んでしまうがな。
ヘルシンキから関空まで9時間半。本を読んだり考え事をしていると、あっと言う間に時間がたってしまう。モニターカメラの映像が朝になってきた。
到着1時間半前、朝ごはんらしき食事が出てきた。
10:09着陸。ほぼ定刻。帰ってきちゃった。
冬のロシア一人旅、そしてフィンランド小旅行、1月という真冬の寒さを心配していたが、そんなことより、私にとっては歩きにくさだけがネックだった。早く歩けない分、行動範囲が狭まったけど、その分のんびりできたし、日が出ている時間が短い分ゆっくり寝られた。しかしロシア料理は旨かった。。。買いたいものがたくさんあって、色々いっぱい買ってしまったし。ロシアはあんなに広い国土のほんの一部しか訪れていないので、また改めて別の地域も訪れたい。今度はいつ行けるかな!