海外一人旅で英語力は不要?【英語が話せない!できない!】

海外一人旅の素晴らしさを周りの人に話すと「よしおちゃんは英語が話せるから」とよく言われてしまう。

仕事で英語を使うし、英語の勉強が好きなのもあって必然的に英語が喋れるのだが、もしできなかったとしても、気にせず海外一人旅に行ってたと思う。

実際のところ、世界の言語の母語人口で、多い順で上げると、

1位 中国語:約13億7000万人
2位 英語:約5億3000万人
3位 ヒンディー語:約4億9000万人
4位 スペイン語:約4億2000万人
5位 アラビア語:約2億2000万人

6位からはベンガル語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、ドイツ語…と続く。

Wikipedia: ネイティブスピーカーの数が多い言語の一覧より

英語が話せるかなんて関係ない

要するに英語はどこでも通じるわけではないのだ。

そして「行ってみたい!」と興味をそそられるようなエキゾチックな国は、英語圏でないことが多い。

また言葉が分からない面白さというのもある。

とある国のスーパーに入って「これ何て書いてあるんやろう?」と意味もわからずとりあえず買ってみて、食べてみると「うんまっ!なにこれ!!」だったり、「びゃあ~っ!!なんじゃこりゃあ!」だったり、わからないなりにトライしてみるほうが、ワクワクするし、楽しかったりする。

それでも、旅を一層楽しむためには、その国の言葉が話せるに越したことはないが、実際のところ英語は話せなくても、海外ひとり旅は十分行けるものだ

誰にも邪魔されず、
見たことのない景色を見てみたい、
非現実的な体験をしてみたい、
食べたことのものを食べてみたい、
自然を見て癒されたい・・・

と、思うときは言葉の壁は気にせず勇気を出して一人旅に行ってみるべし。

しかし言葉が通じず苦労することも…

とはいうものの、実際にその国の言語が話せないと大変なこともある。

私はロシア語が全くわからないのだが、ロシアのサンクトペテルブルクとモスクワに行った。

それなりのホテルに泊まっていたら、こういう目にはあわないだと思うのだが、安宿ばかり選んでいるので、宿泊先のフロントや、チェックインの立会いをしてくれた人たちは、ことごとく英語が話せなかった。

オンラインで宿を予約する際に、宿泊先の紹介ページを見たところ、「英語可能」と書かれていた。

そしてサンクトペテルブルクに到着し、チェックインのやり取りをしたおばちゃんは「英語不可能」。ロシア語で一貫して部屋の備品や鍵の使い方を教えてくれた。

こちらも負けじと関西弁でやり取りした。

「せやな、水な、水、その水飲んだらええねんな」

このテクニックは、ボリビアで出会った日本人大学生の女の子が、英語が通じない場合は関西弁が意外と通じると言う理論を展開していたことによる。私もそれにならって英語以外の国では関西弁でしゃべるようにしている。

しかしその宿泊先はホテルではなく普通のアパートの一室なので、いつもそのおばちゃんがいるわけではない。
なので鍵のかけ方に関してだけは真剣に習得しなければならない。

外国の部屋の鍵って日本と異なるので、かなりわかりにくかったりする。

「どのカギがどこのカギやねん!」

このアパートの場合、部屋に入るまでにドアが四つある。

一つ目はマンションの敷地内に入るゲート、
二つ目はマンションの建物に入るドア、
三つ目はマンションに入るドア、
四つ目はマンションの中の自分の部屋に入るドア…

「分かるかっ!っちゅうねんっ!!!」

しかも鍵は右に回すのか、左に回すのか、一回転で良いのか、二回転させなければいけないのか…とんでもなくややこしい。
ドアに二つ鍵穴がある場合は、もうどちらがどちらか分からず、いつまでも部屋に入れなかったりする。

普通のホテルなら、鍵が開かなければフロントに行って助けてもらえるが、貸し切り民家やアパートの場合はどうしようもない。

・・・と途方に暮れる前に・・・

Google 翻訳があるじゃないか。

Google大先生に通訳してもらい、あっという間に意味が分かった

大切なのは、どこでもネットにつなげる環境であるということ

宿に入るまでにはナビが必要だし、宿に入ってもパスワードを聞かないとwifiも繋げられない。

SIMフリーの携帯かタブレットと、プリペイドSIMカードを用意しておき、その国に到着後、すぐにインターネットにアクセスできるようにしておけば、Google 翻訳も、Google Map も使えるし「まぁなんとでもなるわ」と度胸もつく。

数年前までは到着国の空港で、ボッタクリのクソ高い simカードを買っていたのだが、最近は Amazonで海外世界60ヶ国以上で使えるsimカードを安くで販売しているのでめちゃくちゃ助かっている。

ヨーロッパを周遊する時は、Threeデータ通信専用プリペイドSIMカードを使っている。

▼Threeデータ通信プリペイドSIM 1GB / 30日タイプ

▼ Threeデータ通信プリペイドSIM  3GB / 90日タイプ

ちなみにこのThreeのプリペイドSIMカード、世界60ヶ国以上ちゅうてるのに、ロシアでは使えない。

ロシアで使えるのは AIS プリペイドSIMカード

▼ AIS プリペイドSIMカード 4GB 4G/3G 15日タイプ ロシアはこちらが使用可能

データ通信 15日 4G/3G

ThreeのSIMカードより、高いが(それでもイ〇トのWifiよりよっぽど安い)、ロシアのような国の場合、いつでもネットに繋げられるのはかなり心強い。

シムフリーの携帯と、simカード、そして Google 翻訳さえあれば、世界はキミのもんや!