一人旅で海外に行くときは、何よりもお金に関しての安全を確保しなければならない。
パスポートも もちろん大事だが、お金を失ってしまうとその後の旅行が続けられなくなる。
初めて海外ひとり旅をする人も、一人旅じゃない人も、慣れている人も、お金の安全は、海外旅行で気をつけることの一つ。
ということで、私が12年間一人旅してきた中で、お金の安全のために対策していることをここに紹介します。
財布はおっさんくさいカード入れ付きコインケースのみ
一人旅のお供、かれこれ9年以上このコインケースを使い続けている。

便利なので普段使いにしたいところだが、あまりにも おっさん臭すぎるので、旅行に行くとき専用なのだ。
初めて行く国で、見知らぬ国の硬貨で支払いをする時、どのコインがナンボなのか、とっさに判断するのは不可能。
しかし、このおっさんコインケースなら、ばっか~!とい開いて一目瞭然なのだ。

お釣をもらったらジャラジャラーっと豪快に入れられるのでズボラな よしおちゃんにピッタリなのだ。
実は海外旅行では、このおっさんコインケースをメインの財布として使っている。
裏側がカード入れになっているので、そこにメインのクレジットカード1枚と、お札を3枚折りにして入れている。
お札が多い時は、コインを入れる部分にお札を三つ折りにして入れ、その上にコインを乗せておさめている。

旅行先で、まとまった額の紙幣が必要になるのは、クレジットカードが使えない宿泊先や、現地ツアーぐらい。
前もって予約していて金額がわかっていれば、宿泊先やツアー会社に着く前にお金を引き下ろすし、現地ツアーの支払いならば、ほとんどの確立で近くにATMがあるので必要分だけ現金を引き下ろし、なるべくすぐに支払って、大きな現金を持ち歩かないようにする。
このオッサンコインケース、これだけだとお金持ってなさそうに見えるところもポイント。実際に持ってへんけど 。
しかしこのオッサンコインケースの難点と言えば、小さすぎてカバンの中に入り込んだら見えにくいので、よく「ないないない!!」と、ヒヤヒヤすることだ。
しかし大きな財布は、それだけで無駄に重いし、カバンのスペースを埋めてしまう。
おっさんコインケース、さすがにもう売ってないと思ったが、新しいデザインで売っていた。
本革にしたらかなり安いし、9年3か月ほど使用しても記事の上の方の写真の状態。長持ちしている。
現金を持たず、複数のクレジットカードを持つ
いずれにしても、大きな財布に、現金をたくさん入れて持ち歩くのは気が気じゃない。
現金は紛失すると ぼぼ返ってこないが、クレジットカードなら電話を一本でカードの使用を止められる。
私の場合、現地通貨は、旅行前に日本国内で両替せず、旅行先に到着してから、その国のATM で現地通貨を引き出す。
クレジットカードのキャッシング機能で現金を引き出しているわけなのだが、利息がついても、キャッシングで現地通貨を引き出す方が、日本で現金を両替するよりもダントツに手数料が安い。
またクレジットカードは必ず複数枚持って行く。
万が一クレジットカードを一枚なくしたり、磁気不良などで使用不可になっても、他のカードがあれば旅を続行できる。
基本的にいつも持って行くのは、キャッシング機能をつけた4枚のカード
・VISA 2枚
・ JCB
・マスター
VISAは断トツでどの国でも使えるし、マスターも使える。
JCBはクレジットカードとしては使えるところが少ないが、キャッシング機能は使えるので念の為持っていく。
VISA二枚のうちの一枚は楽天プレミアムカード。
楽天プレミアムカードは、空港のラウンジでタダで飲み食いができる超強力プライオリティパスがもらえる、貧乏旅行者にとって涙もののカード。
また、キャッシングで現地通貨を引き出すときは、手数料がほとんどかからないセディナカードを使う。
さらにキャッシングでは、VISAよりマスターの方がレートが良いので、セディナカードはMasterカードを選んでいる。
でもうっかり持っているのを忘れて楽天プレミアムでキャッシングしてしまうのだが・・・。
またクレジットカードとしての普段の買い物には、楽天プレミアムカードを利用。楽天ポイントが欲しいのよ。楽天信者なので。
日本以外の国は、小さな商店でもクレジットカードが使えるのが当たり前になってきた。
日本と同じぐらいクレジットカードが使えないと思ったのは、意外なことに IT が盛んなイスラエル。
クレジットカードは取り扱っていても、少額なら現金のみというお店が多かった。
それでも現金はなるべく持たないように、万が一失っても諦められる額、日本円で1万5千円前後を、その都度 ATMで引き出している。
メインで使うカード以外のクレジットカードは、それぞれスキミング防止用のカードケースに入れて、貴重品用のウエストポーチやショルダーバッグの中に分散させている。

どの国でも100USドル
例えば陸路で国境越えをし、入国した先が小さな村だと、ATMがまともに使えない可能性がある。
そんな時にやはり現金があった方が便利なのだが、世界中どこでも両替できる通貨がやはりUSドルなのだ。

なのでお守りとして100 USドル程度を持っておくと、とりあえず何とかなるので何かと安心。
日本の1万円札を持っていたところで、悲しいかな、ただの紙切れ。
貴重品用のウエストポーチ
貴重品用のウエストポーチは、あまりにも平和過ぎるとつけなかったり。。。

しかし100 USドルや、その他現金、クレジットカードを分散させて複数持つ場合、古典的だがこのウェストポーチ型貴重品袋に入れておくべし。
首から下げるタイプもあるが、あれはやっぱり襟元のヒモが目立つよ。
そして非常時の為に、プリペイドsimカードとsimフリー端末

基本的に以前はその国に到着してから、その国のプリペイドsimカードを買って使っていたが、今は Amazonでプリペイドsimカードを購入して使っている。
街や空港でsimカードを販売しているところを探すのも時間の無駄だし、結局到着が遅いとsimの販売店が閉まっていて、simカードが手に入らずしばらくネットにつなぐことができない場合もあった。
なので日本から用意しておけるのは本当にありがたい。
何かカードなどのトラブルがあった場合でもsimカードが入っていたら、通話ができないデータ専用のカードであっても、スカイプから電話をかけることもできるし、もちろんメールやメッセージも送れる。
しかしポケットwi-fi だとそれだけで荷物になるよな。
よっぽど安いプリペイド SIM があるのに、なぜわざわざもう一つガジェットを増やす必要があるのかいまだ疑問だ。
▼Threeデータ通信プリペイドSIM 1GB / 30日タイプ
▼ Threeデータ通信プリペイドSIM 3GB / 90日タイプ
▼ AIS プリペイドSIMカード 4GB 4G/3G 15日タイプ Threeと対応国が微妙に違う
海外旅行 お金の安全のまとめ
- おっさん臭いコインケース
- クレジットカードはキャッシュ機能付きを複数枚
- 100USドル
- 貴重品用ウエストポーチ
- SIMカードとSIMフリーの端末
これらがあればお金の安全対策は完璧!
心配を減らして一人旅を楽しみましょう