海外個人旅行・ひとり旅で買い物を楽しむ旅のルートの決め方

旅の醍醐味の一つはなんと行っても買い物。
日本に売っていないレアな雑貨、美味しいお菓子、不思議な食べ物など、お店の商品を物色しだすと時間が何時間あっても足りない。

しかしツアーに参加しない個人旅行や一人旅は自由である。
せかされることがないので、思う存分買い物に時間を費やすことができる。

悔いのないよう旅先でガッポリ買って帰るには、買い物デーをいかに旅のルートに当てはめていくかにかかっている。

そのために航空券を買う前、または宿泊先を予約する前に、どのようなルートをたどるか大まかな計画を立てておく必要がある。

お買い物デーの組み方

私の場合、できる限り以下の2つを念頭にルートを決めている

  • 物価の高い国や地域からスタートし、物価の安い国や地域を最終目的地にする。
  • 田舎や小さな街から回っていき、都市部を最終目的地にする。

特に一人旅で荷物が多いと移動が大変だ。
買い物する日をできるだけ後に持っていくことで、最終日まで楽に移動できるようになる。

最初の内は極力お土産を買うのは我慢し、例えばその国の首都がある地域を最終目的地として、そこで どっさ〜! と買う。

超観光地は観光地価格。
よってその国の首都圏や、商業圏で、モロ観光地でない地域が穴場。
ぼったくり価格も少ないし買いやすい。

物価の安い国から旅をスタートし、荷物が重くなるからと買い物を我慢し、その後物価の高い国を最終地にしてしまうと「うぐぐっ・・・あのとき買っておけばよかった・・・」と悔いが残る。

▼各国の物価を調べる際はUBSのレポートがわかりやすい
Global cities ranking 2018 | Price Levels

最終目的地の物価が高かった例

2017年に南米 ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンを回ったときは、最終国をアルゼンチンにしたのだが、当時インフレでモノが高くワイン以外あまり買いたいと思えるものが少なかった。それが、このような結果となった。

この場合、ペルーかボリビアを最終地にしておれば、もっと買い物が楽しめた。

最終目的地の物価が安かった例

2018年イギリスと中欧を回ったとき、帰りの便はドイツのフランクフルト発となった。なのでドイツに入る前に、中欧旅行最終地、ポーランドのワルシャワで買い物情熱の炎を燃やし、2017年のフラストレーションを解消した。

中欧で、可愛い雑貨が 見つかるのはチェコ。
スロバキアは、自国のブランドが少なく、通貨がユーロということで他の中欧諸国より気持ち物価が高め。しかし素晴らしいワインが手に入った。
ハンガリーに関してはパプリカとフォアグラ。
ポーランドは、日本に進出していないおしゃれなファストファッション系のブランドが充実している。

帰りの出発地であるドイツのフランクフルトは物価が高いのだが、スーパーなどの食料品店でチョコやお菓子を買って、カバンの隙あらばと埋めていく。

関空の場合、選べる航空会社が少ないため、帰国便がある国や地域は物価が高いところが多い。
なので、その国に行く手前のタイミングで どっさ〜っ!と買うことになる。

物価が高い最終出国地で宿泊する際は、できるだけ空港へのアクセスが良い駅などの近くに宿泊し、スーツケースを引きずる距離を少なくする。

狂喜乱舞のお土産地域

私的にヨーロッパの買い物天国といえばモスクワだ。
とにかくノスタルジー系の雑貨が豊富すぎる上に安い。
同じロシアのサンクトペテルブルクもかわいいものが買えるが、モスクワの方が商品の種類も多く、安い。

ロシアに行くならヴェルニサージュ市場はほんまおすすめ。
リアルなミリタリーグッズやレーニングッズから、マトリョーシカやノスタルジックな動物キャラまで、もうどうにも止まらない。結果がこの写真だ。

またこのロシアへは、フィンランドのヘルシンキが乗り継ぎ地であったため、帰りにヘルシンキでも宿泊した。
ヘルシンキは物価は高いものの、雑貨やお菓子など、お土産ウハウハ天国なのですもの。
ヘルシンキのスーパーで旨いチョコレートや、本家シナモンロールなんかも買えるからもう危険極まりない。

物価が高いがポイントを抑えて買い物する例

そして直近2019年5月のイスラエル。
物価高い国での結果がこちら。

サボンのコスメは日本より少し安い程度かと。
マックスブレナーのチョコレートはかなり安いので買うべし。

ワインは安モンを買ったものの、言うても激安ではない。
しかしイスラエル産ワインっちゅうことで超レア感があり、また何より旨い!

またこのイスラエル旅行は、旅自体が大満足だったので、買い物自体にそこまで魂を注ぎ込んでいなかった。
思い出をお土産として日本に持ちかえることができたのだ。


いずれにしてもお土産をたくさん持って帰るには軽いスーツケースは必須。

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そして、チョコと割れ物のために、発泡スチロールの簡易クーラーボックスがあると完璧。

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帰ってからもず~っと旅の余韻にひたろう!