東急ハンズや無印良品などの旅行グッズ売り場を見ていると、服を収納するための便利そうな旅行用収納ケースやらメッシュポーチやら色々販売されているが、凝ったものよりも、一番便利なのは、日本古来からある風呂敷である。
海外旅行の衣類収納にはこれまで巾着袋やら、メッシュポーチやら色々使ってきたが、結局今はずっと風呂敷で落ち着いている。
風呂敷のメリット
一覧しやすく取り出しやすい
袋状の収納袋の場合、底に入っているのがわかりにくく、出すのも面倒。
風呂敷の場合、スーツーケースから出してベッドの上で結び目をスルっとほどくと何がどこにあるか、360度一目瞭然。
なのであれこれ探しているうちに、中身がぐちゃぐちゃになることがない。
特に寒い地域にいくと衣類の量やカサも増えるので、たたんだ状態を保ちつつ、どこに何が入っているのかすぐにわかって取り出せるのは効率的である。
結び目の加減でサイズがフレキシブル
箱型で深さがあるケース型の衣類ケースがあるが、大きさが固定されるので箱に合わせてスーツケースのスペースを確保しなければならないし、衣類ケースの大きさを考えて中身を詰めていかねばならない。
そんなことをいちいち考えるのが面倒だ。
風呂敷の場合、スーツケースに収納する際には、衣類を結び目を作りながら強めに結ぶことで衣類のカサもおさえられるし、結んで調整することで、中身が固定されて中身がぐちぐちゃにならない。
荷物の大きさに合わせて大中小とサイズをそろえなくても、例えば風呂敷だと衣類を折りたたんで重ねた大きさそのものが、そのままサイズとなる。結び目次第でフレキシブルにサイズは変えることができるから、どちらのケースに入れようとか何も考える必要がない。
カゴを使うとガジェットや小物もまとめられる
充電器やプラグやケーブルなど、ガジェット周辺電源回りグッズもカゴにまとめて風呂敷でつつむだけで中身がぐしゃぐしゃにならなず、出したらすぐに使えるパーフェクトなガジェット収納ケースになる。
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軽い、安い
100均で手に入り、なにより軽い。トップの写真のように2枚合わせてもたった63g。無駄に凝った衣類ケースだと結構それだけでも重くなっちゃう。
ゴージャスな柄の高級な風呂敷も売っているが、ペラペラで軽い100均の風呂敷が一番使いやすい。
使わないときには、折りたたむだけで、最小の収納グッズになる。
デメリット
立っているときや、狭い場所だと広げにくいし結びにくい。
まあ座っていれば膝の上でも広げられるので、ほとんどデメリットとは言えないのだが。
予備にもう一枚あると更に便利
予備にもう一枚、スーツケースのポケットに入れておけば、洗濯していない衣類用にわけておけたり、お土産を包んで固定したり、細かいものをまとめることもできる
まとめ 風呂敷はフロシキブル
あらゆる旅行用収納グッズを上回るコストパフォーマンス、スーツケースのスキマに合わせて形を変えられるフレキシビリティーさ、そして余計なものがついていないがゆえの軽さ。
一度使ったら、便利さがわかるよ!ためしてみてね!