海外旅行を100倍楽しむために読むべきマンガ

今までヨーロッパ方面を旅していく中で、残念だったのが、自分が全く聖書を読んでこなかったことだった。あれだけたくさんの素晴らしい教会や大聖堂があり、大きな美術館があるのに、結局フルに楽しめていないのだ。

教会や大聖堂は、それぞれ作りがあって、内部の装飾も意味があるものなのに、何もわからず、ただ建築物としてスゴいねと思うだけ。

美術館は大量の宗教画が納められているのに、絵を見たら、なんかようわからんけど、大変そうやなあ・・・と思うだけ。

なぜかというと聖書を読んだことがなかったから。

今回イスラエル旅行に行くにあたって、ごっついキリスト教の巡礼地でもあることから、できる限り聖書の世界の頭に入れていこうと思った。

いやしかし、読みたいものの、じっくり時間をかけられない。しかも色んな登場人物が出てきて、言葉的にも難しそう。。。

ということで手始めに「旧約聖書 (まんがで読破)」「新約聖書 (まんがで読破)」を読んでみた。

これがほんまに、面白かった。なんか聞いたことある断片が出てきて、「これがあの場面か~」とか、「あの時のあの話しはこういう意味やったんや~」とか、妙に今まで見聞きしたことが理解できて驚く。

何よりこれが2000年前後もずっと世界中の人に愛され、影響を及ぼしたストーリーなのかと思うと、何とも感慨深い。マンガだと頭に入りやすく、興味があればそこから深堀りもしていける。

旧約聖書はアダムとイブから始まって、ノアの方舟やら、モーゼが海をパッかーんと割るシーンやら、もう壮絶。

新約聖書はイエスや弟子たちの話しにめちゃくちゃ感情移入してしまい最後は思わず涙。。。

この状態でイスラエルや他の国の巡礼地に行ってみたもんなら、感動100倍。海外の映画や動画に出てくる、ちょっとしたジョークやネタなんかにもなってたりするから、最初意味がわからなかったネタが後になって理解できたりしてくるのよね。

このページの写真は、イスラエルのガリラヤ湖あたりにあるペテロ首位権の教会のイエスとペテロ像なのやが、このマンガを読んでなければ多分素通りしてたと思う。それが今やこの像だけでごっつう感動してしまう訳だ。

宗教に関わらずマンガで読破してみてね。おすすめ!