個人旅行のモデルプラン 旅のルートの作り方

海外旅行に行く際、どこの国に行くか決まったら、ひとまず頼りにするのは王道「地球の歩き方」。細かいことは置いといて、まずは全体像が見えるので、そこから練っていきやすい。

この本のシリーズでルート作りに役立つのが、「旅のモデルプラン」のページ。どの国のシリーズにも必ずこのページがある訳ではないのだが、だいたい掲載されている。行きたいところをおおよそピックアップできたら、次にこのページからモデルプランのコースを見て、街と街のあいだに交通機関があるのかなど確認でき、一般的なルートが把握できる。

この「旅のモデルプラン」のページには、テーマや日数にそって数種類のコースが掲載されているが、このまま自分のルートに適用することはあまりない。このコースはルートをチェックするためで、そこから組み合わせて、自分の行きたいコースを練っていく。

途中で頭がこんがらがるので、位置関係がわかるように、国全体の地名を大まかにコピー用紙などに書きこむと、頭が整理されてくる。

渡航期間中の日付をそれぞれ書いた付箋を、その紙に貼っていき、どこで何泊すべきか、交通の便などを調査しながら、付箋を貼ったり、剥がしたりして動かしていくと、プランがより明確になってくる。

日にちと場所さえ決まれば、後は宿を押さえていく。宿を押さえるのは早いに越したことはないが、プランがはっきりしないと結局ギリギリになってしまう。その頃にはロクでもない部屋しか空室がなかったりもする。

「地球の歩き方」で絶対参考にしないのはレストランのページ。ここに入っているお店は避けるようにしている。あまり人気がないお店が多いのねん。最初は参考にしていたのやが、なんでやねん!っていうお店がホンマ多かった。地元の人に聞くのが一番だが、あとはトリップアドバイザーとグーグルマップが頼り。

基本的に旅先で本一冊を持ち歩くのは重いし、不要なページも多いので、いつも背表紙をドライヤーで温めて外して、地域ごとにばらして持参している。そうすると軽いしカバンにも入れやすい。

地球の歩き方を買った時点で旅が始まる。次はどの国にしようかしら。