よしおちゃんについて

はじめまして。よしおちゃんです。

30代の頃は、主に結婚式の司会の仕事をしていた。世間一般では幸せそうな仕事と言われる。しかし当時は運悪く、ブラック環境の事務所、会場で仕事をしていたため、 重大な責任やクレームをなすりつけられたり、 強烈に無意味なルールで縛られたり、ストレスとプレッシャーでがんじがらめになりながら、顔では笑顔を絶やさず・・・しかし精神はグッタリ。 日々寿命を削っているような気分で現場にでかけていた。

この牢獄のような狭い世界から抜け出したい。

ふとテレビで旅の風景を目にし、また雑誌で美しい海外の景色にため息。もともと異文化や海外旅行が大好きだった。でも結婚していて旦那は仕事を休めない。海外に行けたのは、新婚旅行のみだった。旦那は「こんなこと(海外旅行)もう一生ないかもな」と。

「私も?」・・・このままでは私も一生海外行くことないのか。仕事に対するプレッシャーとストレスが頂点に達していた36歳のころ、勇気を出して 旦那に言ってみた。

「海外旅行、ひとりで行ってええか?」

特に「これ」っちゅう大きな理由はなかったのだが、行くなら西の端まで行ってみたい!とポルトガルに行ってみた。

ポルトガルのロカ岬からの夕日
ポルトガルのロカ岬からの夕日

路線バスに揺られ、ユーラシア大陸最西端の岬で、水平線に沈む夕日を初めて見た。お城まで鉄道に乗っていると、アジア人に興味津々で話しかけてくるちびっこたち。一人で入ったレストランでお店のおっちゃんにポルトワインをごちそうしてもらったり。

異国の空気があまりにも刺激的で、次の年にはレンタカーを借り、見たことのない景色を見る為に、ひとりカナディアンロッキーをぶっ飛ばしていました。

カナディアンロッキー  モレーン湖
カナディアンロッキー  モレーン湖

日本を出ると、今まで見たこともない、ものすごい風景が見られる。色、形、空気、音、人、声、食べ物、におい・・・今までにない経験が目の前にあふれている。あまりにも楽しくて、病みつきになり、その後も毎年ひとり旅に出かけるようになった。そして40歳の頃、それまで続けてきた仕事の幅を広げたい、日本をしばらく離れてみたい、というのもあり、3か月ほどアイルランドのダブリンとスコットランドのアバディーンに 単身留学をすることに。

 スコットランド アバディーンに留学中
英国スコットランド、アバディーンでのクラスメイト

そこで様々な国の人と出会い、話しをしていく中で、色んな考え方、信念、文化を知り、たくさんの気づきを得、自分の生きてきた世界、考えの狭さを思い知った。

帰国後は海外に向けた仕事を広げ、ナレーター、ジャーナリスト、翻訳家、バイリンガル司会など、気ままに、やりたいことだけ…というスタンスで仕事を続けている。

BBCワールドサービス、ラジオ番組「ウィットネス」の取材中
BBCワールドサービス、ラジオ番組「ウィットネス」の取材中

そして今は好きな事はとことん追求していこうと、来る日も来る日も旅のことばかり考えている。

人に頼らず・頼られず、アンチ団体旅行、アンチ女子旅主義、反ラグジュアリー派。

ふとしたキッカケで始めた海外ひとり旅、 連れていってもらうんじゃなくて、自分が行きたいところに、自力でたどり着く。 そこで出会った地元の人や、旅行者と仲良くなって話しをするのも楽しい。 そこで撮った写真を眺めると、一枚一枚にとてつもない強い思い出が込み上げる。

ひとり旅で愛用しているのは、とにかく軽いソフトキャリー。旅のスタイルはバッグパッカー的なものの、実際はソフトスーツケースヒキズラー、アンチハードケース派。

いかに安く、できるだけ長い間、様々な国に訪れて旅を楽しめるか。40代後半、まもなく50代となる今、とにかく体力が勝負!旅のため、楽しみのために心身を鍛えることで、いつまでも若さを保てると信じている。

生き方、考え方を変えるだけで、人生をフルに楽しめる、ひとり旅。この一人旅をいかに楽に、安心して楽しめるか!という情報をこれからも発信していきます!よろしくね!