私は左と右の区別が咄嗟に判断できない。「そこ右に曲がって」というときは、必ず左手を出しているし、お茶碗をもつほうが左と言われると、右手を出している。しかし私は右利きである。
ロケットニュースのマミヤ狂四郎さんことGO羽鳥さんの記事で知った。こういう人を左右盲と呼ぶそうだ。
今までそこまで苦労したことはないのだが、普段からどうしても右と左を間違えて伝えてしまうので、人に運転してもらって道案内をするときに、右か左かを思い出すのに必死になる。
身体ではこちら、あちらとわかるのだが、実際に言葉に出そうとすると、迷った上に間違う。
しかし地図は読めるし、方向音痴ではない。というか、私より方向に強い人とこれまで出会ったことがないと言ってもよいくらい、地図と方向に強い。
そんなこともあって、一人旅ではだいたい迷うこともなく目的地にたどり着けるる。
海外でレンタカーを運転するときも、ナビを目でチェックしながらなら運転可能だが、音声で右や左と言われると困ってしまう。
東西南北もすぐに判断できる。なので空間認識が弱いわけではないと思われる。
この左右盲になった原因というのに思い当たる節がある。
小学校のころ、トイレの壁に、京都の地図が貼ってはって、毎日その地図を見て、この場所はどんな場所なんだろう・・・と、京都の果ての地名を見ながら、どんな場所なんだろうと思いを馳せていた。
毎日毎日地図を眺めていたのだ。
京都は北に顔を向けると、左が右京区、右が左京区。なのだ。
北側にある御所から南に住むシモジモの民を見たら、西である左側が左京区、東である右側がが左京区となる。(この文章を書くだけでも右と左と間違っていたので訂正した・・・)
京都の東の東山と比叡山の風景が頭に浮かび、左京区の静かなイメージが浮かぶ。
そして西と言えば、愛宕山が浮かび、右京区と桂川が頭に浮かぶ。
だから東は左、西は右なのだ。
そうだ、これが原因だ。。。
地図が大好きで国内外問わず、地図を見つめているだけでご飯3杯食べられるような人間だ。頭の中にインプットされてしまった右と左はもう正常に戻らなくなってしまった。
今まで左右盲の人に出会ったことが無かったので、この記事を読んで、しかも憧れのGO羽鳥さんが同じく左右盲と知り嬉しくなってしまった。
私は自分の脳がおかしいのかと思っていたのだが、左右盲の原因はまだ解明されていないらしい。
まあネタにしていた程であまり気にしていないのだが、結構左右を問われて焦ることも多いが、ちゃんと一人で海外にも行けるぞ。
しかし世界のお父さんお母さんに注意喚起!トイレに京都の地図は貼ったらあきまへんえ!