8月4日、英国中欧一人旅2日目は、ロンドンから西へ約200kmにあるミステリーな遺跡、ストーンヘンジに行き、旅の恩師レズリーに会いにイングランド南部の海辺の街、ボーンマスへと行く。
朝7時にソーホーにあるホステルを出発し、ウォータールー駅へと向かう。
今回はロンドンに2泊するものの、目的はお世話になった人へのお礼参りだったので、ロンドンの観光はしない。
しかし駅まで歩いていることが観光かもしれん。
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時間があれば見たかった。ナショナル・ポートレイト・ギャラリーのマイケル・ジャクソン展。
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なんとなく昔ここに来たかもと、トラファルガー広場を横切る。
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テムズ川を渡る。テムズ川ってこんなんだったっけ?そういや、昔は観覧車はなかったなあ。。。ビッグベンはずっとメンテナンス中。
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のんびり歩いてウォータール駅へと到着。ソールズベリーへのチケットを購入する。
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ロンドンからストーンヘンジに行き方は、まずウォータールー駅から鉄道でソールズベリー駅まで行く。そしてソールズベリーから専用バスでストーンヘンジビジターセンターへ行く。
アクセスが難しそうに思えるが、非常に簡単に行くことができる。
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ストーンヘンジ行きのバスが出るまで時間があるので、ソールズベリーの街を散策する。
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落ち着いたかわいらしい街並み。この至って平和そうな街なのだが、2018年3月に元ロシアの情報機関職員で、その後イギリスのスパイとして活動し、イギリスに亡命していたスクルパリ氏とその娘さんがこの町で、暗殺未遂に遭っている。一時意識不明だったが、退院されたそう。
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もし自分の仕事がスパイだったら、こんな街でビール飲みながらのんびり暮らしたいよなあ。。。
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そういえばモバイルのバッテリーは持っているのに、USBケーブルをうっかりわすれてしまった。。。日本ならこんなときは100均、我らがダイソーが強い味方なのだが、これがイギリスならば・・・
我らがパウンドランド、略してパン均!
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おかげで1ポンドでUSBケーブルが見つかった。まともに買ったらアホみたいな値段だからな。
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充電の心配もなくなったところで引き続き街を散策。
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ストーンヘンジのファッジ発見。甘そー。。。
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ソールズベリー大聖堂の尖塔が見える方向に向かって歩く。
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ソールズベリー大聖堂に到着。
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1220年から建造を開始した大聖堂で、全長123メートルの尖塔はイギリスで最長の尖塔。中世イングランドのゴシック建築。
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この大聖堂にマグナ・カルタの現存する4つの写本のうち、最良の状態のものが保管されている。
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マグナカルタが入った小部屋は撮影禁止。
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マグナカルタの現代語訳も表示されている。
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もう少しゆっくりしたいところだが、ストーンヘンジ行きのバスに乗る時間。
バスに乗ると、ヘッドセットをもらえるので、音声ガイドを聞きながらストーンヘンジまで乗せていってもらえる。
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とにかくストーンヘンジは大人気で特に夏は入場券もすぐに売り切れてしまう。
なので私はストーンヘンジの入場券を、早めにオンラインで既に購入していたのだが、それでもこのような大行列に並ばねばならん。
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宗教的な目的か、天文台であったのか、エイリアンの着陸地点なのか、そんな昔にどうやってここまで、石を運んできたか、謎だらけの遺跡であるが、今このようにたくさんの人を惹き付けている。
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ふと後ろを見ると、道路が駐車場に向かうで渋滞していた。
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壮大な石の建造物の向こうに、小さい人の群れ、人・人・人。昔はこれほど人気はなかったそうで、人も少なかったそうな。
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国を問わずみんな神秘的なものに魅了されるんだなあ。
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ビジターセンターにはお土産屋さんにカフェもあるが、とにかく人が多いので、辛うじて、ストーンヘンジと同じ石でできたキーホルダーをお土産に買い、ソールズベリーの街まで戻ってきた。
ここから列車でボーンマスへと向かう。ソールスベリーからボーンマスへは、途中サウスハンプトンで乗り換える。
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1時間半で無事ボーンマスに到着。ここに私が南米チリのアタカマ砂漠付近の村でATMにクレジットカードが吸い込まれて路頭に迷ったとき、半日以上付き添ってくれて助けてくれた、私の旅の師匠、レズリー神がおられる。
ボーンマス駅まで迎えにきてくれたレズリーとマイルズ夫妻。この二人はもともとイギリスのレディングに住んでいて、マイルズが定年後、二人で1年間ずっと世界を旅していた。
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私が彼らに会ったのは、ボリビアのウユニからチリのアタカマへと抜ける2泊三日のツアーだった。私を含めて6人がツアーに参加していて、昨日ロンドンで会ったリズもその5人のうちの一人で、あともう1カップル参加していたが、その5人は昔からの友人たちで、南米で待ち合わせし、そのツアーに参加していた。
レズリーは昔語学の先生をしていたこともあり、スペイン語が話せ、ジャーナリストとして新聞社に勤務していた。
私がチリでトラブルに遭ったときに、彼女がスペイン語が話せるから、ずっと一緒に居て助けてくれた。私が憧れるめっちゃカッコいい女性なのだ。
海外一人旅をしていると、何かとトラブルもある。しかしトラブルから人に助けてもらって人の温かさを知り、 更に多くを学ぶ。 …
レズリーとマイルズのレディングは、自宅を人に貸し、その家賃収入を旅費にあてているので、仕事をしなくても余裕をもって旅ができると言っていた。ちなみに家財道具はすべて屋根裏に収納して鍵をかけておくんだそうな。
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そしてその1年後、イギリスにもどってきたが、レディングではなく、マイルズの故郷でもあるボーンマスを二人の住まいにした。
海の向こうにはワイト島が見える。
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ボーンマスは、イングランド南部、南海岸のリゾート地で海岸とビーチが続いている。
気候も温暖で、マイルズはこの夏、毎日海で泳いでいると言っていた。
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レズリーは「典型的なビーチリゾートのおみやげ」と言って、キャンディーを私に買ってくれた。
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二人は住んでいるのは、元々リゾートホテルであった建物。広いデッキがあって、外でお酒を楽しんで、幸せそのもの!理想の夫婦像。こんな人生送りたい。。。
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あっという間のボーンマスでの再会。急いでロンドン行きの終電に飛び乗る。
帰りのテムズ川、観覧車がライトアップされていた。あの観覧車って1999年末にできたって・・・結構昔からあったんだね。
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そういえば何も食べてなかったっけ・・・とホステルへの帰り道で見つけたパン屋さんでパンを買う。う~ん、ただのパンなんだが、どうしてこんなに美味しくなくできるのか・・・。
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明日は飛行機でスコットランドのアバディーンに向かう。ほなまた明日!