初めての海外個人旅行の格安航空券の探し方【スカイスキャナー検索】

初めての一人旅で、日本からのツアーに参加せず個人旅行に出かける場合、まず最初の課題となるのが、航空券の購入。

「格安航空券の相場が分からない」
「どうやってインターネットで飛行機のチケットを買ったら良いか分からない」
「なんだか不安・・・」

ひとり旅や、個人旅行をこれから始める方のために、より安く、無理のない方法での航空券の買い方をお伝えしたいと思う。

先にGoogleフライトで一番安い時期を見つける

例えば、関西に住んでいて、ブルガリアでヨーグルトを食べてみたい!
果たして航空券はどの時期が一番安いんだ?と考えるとする。

最安値月の相場を調べるには、Googleフライトが手っ取り早い。

関西に住んでいる場合、左側の出発地を「大阪市」その隣に目的地として、ブルガリアの首都「ソフィア」と入力する。

相場を調べるだけなので、ここでは出発日 自体は、テキトーで良いのだが、復路の日付を、自分の行きたい期間に合わせておくと分かりやすい。

例えば「1週間」なら「8月20日から27日」とか、「10日」なら「8月20日から30日」と設定しておくと、その期間での目安がわかる。

そして設定したら「検索」ボタンをクリックすると、検索結果がでてきて、おすすめの往路便が出てくるがこれは無視して、再度「日付」箇所ををクリックする。

すると、わらわらと、日付の下に金額が出てくる。
カレンダの両サイドの「<」や「>」ボタンをクリックして、月を変更して、ここで最安の期間を把握する。

緑色で金額が書かれている日が最安日なので、
例えばこの場合は
週末以外の11月が安そうと見えてくる。

次にスカイスキャナで更に安く

しかしGoogleフライトの金額よりもう少し安く買える可能性があるので、
次はスカイスキャナー でチェックする。

スカイスキャナー にのウェブサイトに入り、
「出発地」と「目的地」を入力する。▼

例えばこの場合、出発地→「大阪」目的地→「ソフィア」と入力。

自分が利用したい指定空港があれば別だが、特になければ、関西の場合「大阪」と入力することで「関空」や「伊丹空港」と2つの空港いずれかを使った結果が検索に出てくることになる。

ここで当然金土日以外が安いので、出発日と現地出発日を、11月の平日に設定して検索してみる。

最安90,187円が出た!

しかし、乗り継ぎ2回、
行きが、中国国際航空 (エア チャイナ) + ルフトハンザ ドイツ航空、北京とフランクフルトで乗り継ぎ。
帰りが、エーゲ航空 + 中国国際航空 (エア チャイナ)、アテネと北京で乗り換えて。しかも帰りのアテネでの乗り継ぎは時間が1時間しかない。

罰ゲームかよ。

安全に行くなら「乗り継ぎ二回以上」のチェックボタンを外しておこう。

すると、「エミレーツがお得やん!」と見えてくる。

ここでもういっちょ、日付をずらしてみよう。


「出発日」と「現地出発日」を月曜から火曜、水曜日…とずらしていくと、更に安くなる日が見えてくる。

お!エミレーツ、97186円!

ここで「詳細」ボタンをクリックする。
いよいよラストスパート!と思いきや・・・

97,000円台を出しているのは、あの・・・Travelgenioだ・・・。
travel2Beのことは知らんが、いずれにしても星二つ、君ら同志か。

ここで差額の約4000円分、運試しをしても良いのだが、いらん心配をする必要はなかろう。

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安心できるところ、この場合なら、エミレーツ航空、HISなどの大手の旅行会社か、航空会社で買うべし。

私的には、ほぼ差額がなければ、航空会社で直で買う。
というのも、トラブルがあったときに、直で買っている航空券を持っているほうが、客としての優先順位的に、多少扱いがマシな気がするので。

この場合だと「エミレーツ航空」一択やん。

スカイスキャナとGoogleトラベルの値段を比較する

スカイスキャナからエミレーツ航空で購入すると、この場合、
101,380円

Googleトラベルで同じエミレーツ航空での金額を見ると、エクスペディア経由になっているが、
103,480円

その差2000円であるが、その差額があればビールが何杯呑めるだろう。

スカイスキャナの注意点

このようにスカイスキャナは安い航空券を探すのが、ヒジョーに得意なのだが、

「もう、いらんし、出てくんな!」

みたいな結果も出てくる。例えば、最安プランが89,100円!

・乗り継ぎ、3回って・・・
・行きは、吉祥航空 + フィンエアー (フィンランド航空) + ウィズエアー
・帰りはアエロフロート (ロシア航空) + タイ・エアアジアX
・しかも「バンコクで空港変更」

ネタになりそうなパンチの効いたプランだ。

他社の航空会社に乗り継ぐ場合、提携していない場合は、遅延があったときに補償がない場合があるので、乗り継げなかった便は自己負担になる。

うまく乗り継げたとしても、バンコク内で空港移動。
その分のお金と時間が必要。安く見えても無意味。

関西からの場合、「伊丹空港から羽田で乗り継ぎ、成田発バツゲーム!」みたいなプランが安く出てくる。
移動の時間はかかるわ、無駄な交通費もかかるわ、格安の意味がなくなる。

こんな感じで安く見える航空券は、爆弾だったりするので、数字だけではなく詳細も確認して、安くて安心な航空券を見つけよう。