サンクトペテルブルクからモスクワ寝台列車グランドエクスプレスの乗り方

ロシアの旅行でサンクトペテルブルクからモスクワまで移動するなら、寝台列車グランドエクスプレスがおすすめ。実際の体験から、どうやってグランドエクスプレスの車両に乗車するか、写真とともにお伝えする。

モスクワ駅構内からグランエクスプレスの車両に乗り込むまで

サンクトペテルブルクからモスクワ行きの鉄道は、サンクトペテルブルクのモスクワ駅(モスコフスカヤ駅)から出発する。

サンクトペテルブルクのモスクワ駅

駅の正面の入口から入るとセキュリティーチェックがあるが、厳しくないのですぐに入れる。ゲートを抜けるとベンチがならぶホールがあり、そのままず~っと奥へすすむ。

セキュリティゲートを抜けたらクラシックな内装のホール

ひたすら進むと、出発時刻が書かれた電光掲示板が見えてくる。その奥がホームなので、どんどん突き進む。

電光掲示板でプラットホームの番号を確認する。

この場合、23:49 発のモスクワ(Москва)行きは・・・5番線。

電光掲示板の下にドアがあり、ホームへと続く。

5番線は、この小さな建物を通っていくことになる。

この小さな建物の中にはセキュリティーチェックのゲートがある。

しかし係の人は?一人いるが・・・チェックせえへんのか?

せえへんのかい!

行ってよし。

5番線、左に見えるこちらの車両がグランドエクスプレス。

ホームに入って入り口側から1号車。「Economy Basic」の14号車は、はるかかなた。

遠すぎて、このあたりはもう雪が積もってる。

各車両の入口に係員が立っている。

その係員にパスポートを見せる。

そしてe-ticketを確認される。

細い通路を通り、壁に書かれた部屋の番号とシートの番号を確認し、客室に入る。

こちらが客室Economyの客室。2段ベッドの上の段は誰もいなかった。赤いカバーの下にシーツが引かれている。下の段はベッドの下のスキマにスーツケースが入れられるので便利。コートはドア側にかけるところがある。シートの幅は70cm。

枕元にコンセントやライトもある。ライトは右下の小さな突起がスイッチで、その下のライトのスイッチに見えるのはヒーターのスイッチ。コンセントはベッド毎にCタイプが2か所。

水は通路の入り口側にウォーターサーバーがある。

下の段のベッドを選ぶと、テーブルも使える。

散らかしてすまん。

モスクワに到着前に係員さんが起こしに来てくれるが、洗面所が混みあうため、それより早めに支度しておくが吉。

モスクワのレニングラード駅(レニングラーツキー駅)に到着。モスクワ側は15号車が一番出口に近くなるので、今度はすぐに駅から出られる。

メトロは出口を出て右手。

突き当りから外に出られる。

外に出たら、向かって左にすすむと通りに出られる。

朝の通勤ラッシュ時に到着するので、スーツケースなど大きな荷物があって宿に向かう場合は地下鉄よりタクシーが無難。ここでタクシーを拾うこともできるが、料金が未知数なので、ロシアの配車アプリのヤンデックスタクシーを使うと安心。

ヤンデックスタクシーのアプリを・・・と思ったが、利用するにはSMSで認証のための番号を受信し、その番号をアプリに入れないと、ヤンデックスタクシーのアプリが使えない。私のように海外では通話SIMではなく、データSIMのみを使う場合、SMSが受けられないためアプリの認証できなくなる。

なので日本にいるときにヤンデックスタクシーのアプリを入れて、認証だけ先に済ませておけば利用可能なので前もってご準備を!

ロシアの寝台車は快適なのか

幅70cmのベッドは柔らかすぎず固すぎず、私には丁度よかった。また同室の人が1名だけで、静かな人だったし、騒音も気にすることなく、耳栓をしなくてもよく眠れた。部屋の温度調整も丁度よく、寒くもなく暑くもなく心地よかった。下の段のベッドだと特に、モノを置くスペースもあるし、狭さによる苦痛さは感じなかった。

なので悪いところは特に感じられないが、Economyの車両の場合、1車両にトイレ兼洗面所が2か所と少ないから、朝の準備をする場合は早めにしておく方が良いというくらいかと。

一人旅にオススメのクラスは?

結論、Economyの2段ベッドの「下」の段をおすすめする。もっと高い「1st Class」でもベッドの幅は同じだし。

ちにみに2019年1月に私が乗車したときは、3948.90ルーブルで購入できたので、約6516円。言うなればこれで1泊分の宿と鉄道の料金、ベッドの寝心地など考えると大変リーズナブルだ。

出発までの時間の潰し方

サンクトペテルブルク発モスクワ行きの列車は23:49発と遅いので、時間を持て余してしまうかもしれない。モスコフスキー駅の隣には、ガレリエヤという大きなショッピングモールがあるのでそこで時間をつぶすのもおすすめ。遅くまで開いているからお店をのぞいたり、フードコートでチープにお茶や食事もできる。 で、Макдональдсってなんやねん!

Макдональдс = McDonald's

モスクワ駅の荷物預かり所

また大きな荷物を預けたければ、モスコフスキー駅(モスクワ駅)地下に有人の荷物預かり所があり、24時間空いているのでスーツケースや重い荷物があるならこちらに預けるのがオススメ。料金は1日預けて450ルーブル(約743円)。

場所は駅の正面を入って、左手に売店があるが、その手前に階段があり、その階段を降りると、地下の荷物預かり所に行ける。

モスコフスキー駅の地下の荷物預かり所

やっぱり鉄道の旅ってワクワクする。予約も乗り方も簡単なので是非トライしてみてね!


グランドエクスプレスの予約方法は、下記のリンクを参考に

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