イスラエル⑮テルアビブから帰国ガラガラの機内

いよいよ今日がイスラエル、テルアビブから香港経由で関空への帰国日。
帰国便は14:40発だがイスラエルの空港は出国手続きが大変なため、3時間前に空港に到着を推奨されている。

しかし私の場合、空港でVAT付加価値税の還付を受けたかったのと、空港のラウンジでモーニングタダ飯を食べよう!と思っていたので、もう1時間早く、10:00過ぎ、フライト予定時刻の4時間半前にアパートを出発した。

私が泊まっていたボノちゃん邸から、 空港へ直結の鉄道駅、Tel Aviv Ha'Hagana駅まで徒歩で13分の距離。

荷物が多いので十分な時間をもって出発したのに、駅の券売機で手間取ってしまう。

Tel Aviv Ha'Hagana駅は 自動券売機があるのだが、コインしか使えないのだ。

クレジットカードも使えるようだが、カードのスワイプをしようとしたらエラーを起こしてしまう。

すぐとなりには有人窓口があるのだが、長蛇の列。
結局めちゃくちゃ時間がかかり、列車を一本乗り過ごしてしまった。。。

鉄道での空港行きは30分に一本程度しかない。
余裕があるなら鉄道もよいのだが、バスのほうが便利かも。

とは言っても、だいぶ早めに出ていたので、空港には出発時刻うの3時間半前に到着していた。

11:00空港に到着、VAT付加価値税の還付手続きをする。

関連記事

イスラエルの空港、ベン・グリオン国際空港は出国手続きに非常に時間がかかることで有名である。なのでVAT付加価値税を申請する場合は、迷わずスムーズに手続きが行って無事付加価値税の払い戻しが受けられるようにここで手順などを把握しておこ[…]

ベングリオン空港の付加価値税払い戻し

そして恐怖の出国手続きを済ませる。

関連記事

イスラエルのベングリオン空港は、世界一入出国手続きが大変といわれているが、実際のところ入国に関してはそこまで大変ではないが、出国に関しては結構時間がかかる可能性がある。この面倒な出国を、キャセイパシフィック航空利用で、チェックイン[…]

ベングリオン空港出国

思っていたよりスムーズ進めたので、この後本当にもう何も手続きはないのか不安になり、搭乗までだいぶ時間があるのだが、搭乗ゲートを確認しにいく。

キャセイパシフィック香港行きのゲートは、コンコースの一番奥のゲートなのだが、空港はこじんまりしているので、そこまで行くのにまったく時間はかからなった。 ゲートの場所を確認したらあとは、タダ飯処に直行!

DANラウンジというのが、2か所あるが、コンコースBの方はなぜかプライオリティパスは使えないラウンジ。われらプライオリティ乞食が使えるのは、コンコースCのDANラウンジとのこと。

ラウンジの食事は、すでに午後12時を超えているのに朝ごはんか!という内容。肉の要素がない。サラダとスープとディップ系しかない。 ビールもアルコールはカールスバーグのみ。 フルーツはりんごのみ。 と寂しい内容。

キルビルのような真っ黄色のジャージに、真っ赤なパンツのマダムはエスプレッソマシンのお湯を利用し、持参のカップラーメンをすすっていた。なるほどその手があるのか。。。

あの黄色いジャージはどこで売ってるんやろう。

ここテルアビブ国際空港にはもう一か所、SCHMOOZY BARという場所でもプライオリティパスが使えたようで、こちらの方は食事がオーダーできて、100シェケル(3000円くらい)までは無料だそう。

そしてあっという間に搭乗時刻。

搭乗ゲート前に行ってみるとえらい閑散としている。

搭乗が始まったが、特に並ぶ必要もなく、搭乗ゲートに入る。

機内は3人席が3列の座席配置だが、 一人3列という閑散状態だ。

エコノミー1人あたり3席というラグジュアリーさ

ちょっと前にガザからミサイル攻撃があったからか、アジア方面からイスラエル旅行は今人気がないのだろうか。

しかしエコノミーの金額で、3列余裕で独り占めできるほどありがたいものはない。

寝酒という幸せ

食って寝て食って寝て。あまりにもリラックスできるので時間もあっという間に感じる。

離陸後1時間半で夕食

後ろの座席のおっさんは、さびた電池を直列つなぎで繋いだかのようなエネルギー。これから遠足にいくかのような好奇心旺盛な少年のようにはしゃいでいるが、声はエルサレムの市場の八百屋のおっさん。機内エンターテインメントの事やら、地図のことやら、忙しそうなフライトアテンダントさんを質問攻めしている。

うわちゃーえらいオッサンの前に座ってしもたぁ・・・と思っていたのだが、そんなオッサンともなんやら仲良くなってしまった。テルアビブの北側にあるネタニアの人やそうな。香港に旅行にいくんやと。 わざわざ私にコーヒーをもってきてくれた、やさしいオッサンやった。

謎の麺料理。離陸後8時間半の食事、昼食なのか夕食なのか。

そしてあっというまに乗り継ぎ地の香港。

香港・チェクラップコク国際空港はハブ空港で、とにかくでかい。
プライオリティパスが使えるラウンジが3か所あるものの、めちゃ遠い。
ラウンジに到着するだけでかなりの1食分のカロリーを消費してるのではないかと思われる。

香港のラウンジは食事内容はいろいろある。
麺類や、おかゆ みたいな食べ物を調理して出してくれるコーナーなど、いろいろ充実してるのだが、とにもかくにも香港の料理がさっぱりわからないので、どう注文すべきかどう食べたらいいのかさっぱりわからん。

機内食でもうたくさんなのに、あればあるで食べてしまうのだ。

なんだろう・・・ これは・・・ なんだろう・・・

あまり味がしない何か麺のようなものを食べたのだが、きっと何かをトッピングするとうまいものに変わるんだと思う。

第一ターミナルにはプライオリティパスが使えるラウンジが2つあり、そのうちの一つはエスカレーターを上がったところにあるラウンジ。
こちらはコンセントプラグがイギリスと同じBFタイプしかなかった。
もう一か所のラウンジはCタイプもUSBも使えるようになっていた。

途中本屋さんがあったので入ってみると、「活下去的力量」???ああ!「活きる力」だ!

やましたひでこさんの「簡単断捨離生活」が「断捨離的簡単生活」などなど、日本の本の広東語版がたくさん訳されていてびっくり。
香港はすぐ近くなのに 未だ足を踏み入れたことがない。行ってみなければ。

香港から関空のフライトは、人気路線だから、ほぼ満席だ。

もう食べられない。。。

と言いつつ食べるけど。
カレーと蕎麦とパン・・・炭水化物フェアー。

そしてキャセイパシフィックと言えば、ハーゲンダッツ。
行きのフライトはバナナ味、帰りのフライトはバニラ。

イスラエルであんなに歩いて痩せたかしらなんて思ってたが、甘かったな。

そして関西空港到着。夢から覚める瞬間。。。

ちゃくりく!

また次の旅のために、仕事がんばろ!