ベン・グリオン国際空港のATMとRav-Kavカードが買える場所

Rav-Kavカードとは

Rav-Kavカード
Rav-Kavカード

イスラエルの交通プリペイドカード、Rav-Kavカードは、バス、鉄道、LRT(路面電車)などイスラエルの大部分の交通機関で使うことができる。また都市部ではバス車内で現金で支払いができず、Rav-Kavカードでしかバスに乗れない場合がある。なのでひとまず空港でゲットしておいた方が落ち着くかと。

ベン・グリオン国際空港の到着ロビーのATMとRav-Kavカードが買えるカウンター

ベン・グリオン国際空港に到着し、荷物を受け取り税関を過ぎたドアを抜けると、こじんまりした到着ロビーが広がる。前方斜め右に壁付けのATMが並び、その横に緑と白の看板、「Public Transportation Information Center」と書かれたカウンターがある。ここでプリペイド交通カード、Rav-Kavカードが買え、チャージもできる。

到着ロビーを出て右手、ATMと Public Transportation Information Center

Rav-Kavカードを扱う窓口で、カードを5シェケル(約150円)で購入し、同時に必要な金額をチャージしてもらっておく(クレジットカード使用可能)。チャアージとして支払った料金に25%を上乗せしてチャージしてくれる。私の場合ひとまず100シェケル(3100円程度)をチャージしておいたが、実際は125シェケルチャージされていた。

このRav-Kavカードはプリペイド式で、Suicaに似ているが、基本的に、降車時ではなく、乗車時に金額が引き落とされるシステム。intracityやlight railなど都市部の一部の一律料金の交通機関の場合は乗車時に読み取りセンサーにピタっとあてるだけでよいのだが、それ以外の鉄道や、市街地を出るバスなどに乗る場合は方法が変わる。

バスの場合はまず行先を運転手さんに伝え、カードを機械に読み込ませて所定の運賃をカードから引き落としてもらい、レシートとともにカードを返してもらう。鉄道であれば、駅名を入力して有効化させるというシステムになっている。設定次第によっては一定区域の一日券などとしても使えるようだが、そこまで乗り倒すこともないかも。

以前はどの交通機関でも現金で支払いができたそうだが、2019年から運転中に料金のやり取りは危険であるのと、効率化のために、RavKavを使用するのが義務化されたらしい。といっても今のところ(2019年5月)は郊外は現金で支払えるので、これからどんどん変わっていきそう。