1月12日、真冬のロシア一人旅4日目、サンクトペテルブルク3日目は、世界遺産のロシアの代表的な宮殿建築、エカテリーナ宮殿を目指し、プーシキンのツァールスコエ・セローへ。冬のエカテリーナ宮殿の入場方法は、季節により異なるかもしれないので、エカテリーナ宮殿に冬に訪れる方は是非ご参考に。
9:51日の出と同時に宿を出発。
宿の最寄駅からエカテリーナ宮殿の最寄のバス停プーシキン方面までミニバスのマルシルートカで行けると勘違いしていた。
最寄駅のモスコフスキー駅の周囲を回っていたのだが、それらしきミニバスが見つからない。
地球の歩き方に「モスコフスカヤ駅」からと書かれていたのだが、宿の最寄り駅はメトロの「マヤコフスカヤ駅」鉄道駅の「モスコフスキー駅(モスクワ駅)」があるものだから、「モスコフスカヤ駅」はここだ!と思い込んでおった。ああ~ややこしい。
メトロ1号線のマヤコフスカヤ駅から3駅目で2号線に乗り換える。モスコフスカヤ駅より、終点のクプチノ(Купчино)駅の方がミニバスのマルシルートカの乗り場が分かりやすいとのことで、メトロ2号線終点のクプチノ駅で降りる。
地下から階段で地上に上がったところで、ミニバスの前に居るおじさんが「プーシキン!プーシキン!」と叫んでいたので545番と書かれたマルシルートカに乗り込んだ。
マルシルートカはミニバンタイプのバス。クプチノ駅からはほんの15km、30分もかからず、運転手さんがここだと教えてくれて、プーシキンのエカテリーナ宮殿の最寄のバス停に着いた。
バスを降りるとバスから運転手さんが、「あっちだよ」と指さしてくれた方向へと進む。
バス停のある道のつきあたりを右に曲がると、すぐに金色のタマネギが見えた。
チケットはネットで予約済み。だが、ここでまた悩む。ネットの予約書をチケットを交換せねばならんのだが、どこに行っても交換窓口が見当たらない。
eチケットを持っている人の入り口と書かれた門は閉まっている。
結局宮殿のタマネギ側にある、ゲートから直接入って、宮殿建物内でe-ticketの控えをチケットに交換するとのこと。
宮殿建物があまりに美し過ぎる。。。
バロック様式の宮殿の外壁の長さはおよそ300メートル。カメラに入りきらない。。。
宮殿建物の入り口を入ると、係の人が、窓口の場所を教えてくれた。
無事チケット入手。
今は冬で人が少ないから、チケットの交換場所が宮殿建物の内部であったと思われる。シーズンによっては外でe-ticket控えを入場券に交換するものと思われるので、ご確認を。
クロークで荷物やコートを預ける。靴カバーをつけて、見学開始。まずは2階へ。
歴史展示室を抜けると大広間に出る。
この大広間で、嵐で漂流した江戸時代後期の回船の船頭、大黒屋 光太夫がエカテリーナ2世に謁見し帰国を願い出たという場所だそうな。
ここでウェッジウッドのようなスタッコ装飾の部屋は、チャールズ・キャメロンによるもの。
最後にお土産屋さんを通って脱出。
西に位置するキャメロンギャラリー、に夕日がさしこみだした。
エカテリーナ宮殿の反対側は、エルミタージュ(隠れ家)
あっという間に日が暮れてきた。雪と夕日をのんびり楽しむ。
16:23日の入。早い。
空気が透明で、建物の色、夕日で移り変わる色を堪能した。
さて、帰りのマルシルートカは、モスコフスカヤ駅方面に行くバスだったので、そちらに乗り、モスコフスカヤ駅からはメトロでマヤコフスカヤまで戻る。コフスカコフスカだ。
夜ご飯は、評判がよさそうだったので、宿から近いClaretというお店へ。まずは一杯
前菜にロシアの水餃子、ペリメニ。サワークリームをかけていただきます!
メインはビーフストロガノフ。周りがマッシュポテトで、これがまたあうのだ。家でも試してみよう。
美味しかった。全部合わせて1360ルーブル、約2244円。ホテルの1階にあるレストランなので、ほんの少し高い目かもしれんが十分お得感。ロシア料理って想像よりもかなり美味しいんだが。
帰り道はスーパーで朝ごはんを買って、宿に戻る。そうだ昨日は朝ごはんを買い損ねて、朝はチョコレートしか食べてなくて、あっというまに一日経ち、夜まで何も食べてなかったんだ!
このリスの絵のチョコ、こちらはサンクトペテルブルクのチョコレート。有名な赤ちゃんの絵のチョコよりこちらの方が味がリッチでうまいぞ。特にヘーゼルナッツがうまいのだ。お土産に買って帰らねば。