定年退職後の海外個人旅行のお金と体力

60歳、もしくは65歳定年を迎え、その後の人生をどう楽しんでいくか。
時間に余裕はあったとしてもお金は限られている。

私の場合フリーランスなので、基本的に定年という概念はないのだが、現在48歳なので、60歳まであと12年ある。

60歳を超えても、いくつになっても、体力が続く限り、身体が動く限り、一人旅を続けていきたいと思う。

限りあるお金をどう使っていくか

老後の時間を充実させるために、無駄なお金は使わないようにして、自分の楽しみのためにかけるお金を有意義に活用したい。

とある大きな旅行会社のパンフレットを見ていると…「大人のためのヨーロッパ旅行」「ベテラン添乗員がつくシニア向けヨーロッパツアー」など、ゆったりとラグジュアリーな時を過ごす系ツアーが掲載されているが、私にとっては、びっくりするお値段になっている。

「添乗員同行充実のイタリア8日間」・・・8日間でウン十万円。
8日間といっても、行きと帰りの移動があるから、現地に滞在できるのは6日間。
しかも1日目は遅い時間に到着するから、実質5日間だな。

果たして充実できるのだろうか。

こういった添乗員付きのツアーだと、ホテルやご飯を食べる場所も悩まなくていいし、交通機関も調べなくていいし、観光地のガイドもしてもらえるし、バスや飛行機の座席に座っているだけで、何も考えなくても、各名所に訪れることができる。

正味5日間で、ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ、全部行けちゃうんだものなあ。
これは個人旅行ならほぼ無理だ。

お金もあるし、時間もかけたくない。英語を話すことなく海外にでかけてみたいなら、やはり大手旅行会社のツアーがおすすめである。

それだけ人のお世話になるんだもの。高くつくのは当然。

しかしこれだけネットが普及していて、人のお世話にならなくても、どこでも自分でいけるのにと思う人もいる。

そんな私にすると、せっかくお金を払うのならば、これは勿体ないな…と思うわけだ。

少しの勇気と、個人旅行について、どうやってネットを利用していけばよいか知識があれば、その費用で、海外旅行にもっと長く滞在でき、もしくは一度だけではなく、何度でも行けるようになるのに。

気持ちと体力は比例する

結局のところ、いつまでも自分は若いという気持ちと、歩く体力があれば自信もついていく。

気の持ちようで「もう〇〇歳だから」ではなく、「まだ〇〇歳」とポジティブに考えられると行動力が高まり、なんでもできるようになる。

定年退職後、仕事から解放されてやっとまとまった時間が取れるようになったところで体力に自信がない状態であれば元も子もない

更に病気になってしまうと、気が弱くなって、どんどん悪循環に陥ってしまう。

まずはウォーキングから

あらゆる病気は歩くだけで治る!」 は、どう考えてもホンマのこと。

朝日を浴びてウォーキングするだけでも人生が変わる。

個人旅行をするならば、相当な距離を歩くことは覚悟せねばならない。

しかし海外旅行先で新しい景色を見ながら歩いていると、いつの間にか相当な距離を歩いていたという現実に気づかなくなる。

そして次第に体力がついていく。

これが更に元気で長生きできる秘訣となると思うと、これ以上素晴らしいことはない。

マチュピチュに行く!スイスに行く!ミャンマーに行く!などなど、行きたい場所があれば、それを目標に日々ウォーキングをすると、毎日頑張ることができる。

楽しみに定年はない。
明るく前向きに、常に健康になる為の選択をしていくと、病気にならない。

まずは毎日歩くだけ。運動で、体力、筋力をつけて、人のお世話にならずに、一度だけでなく、延々と海外旅行を楽しもう!